ダカール・ラリー三菱パジェロ篠塚健次郎が魅せた栄光の記録

私はパリダカが好きです。
パリダカを一言でいうと
「遙かなるゴールを目指す男たちのロマン」
冒険というキーワードがピッタリと当てはまる歴史あるレースに迫ります。
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Contents

パリダカ=ダカール・ラリーとは?

パリダカは自動車メーカーによる競技用車両や市販車両で行われる世界的なレースです。
パリダカは現在は「ダカール・ラリー」と呼ばれており、これはかつてのコース設定がフランス・パリからセネガル・ダカール間であったことから名付けられました。

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その距離およそ12000km。
世界一過酷なレースとして知られ、車両自体のトラブルだけでなく政治的不安要素や文化的価値観の差からくるテロ、強盗なども頻繁に起こり、無事に完走できることに至高の意味があるとされてきました。
状況が整わずにレース自体が急遽中止の追い込まれたことも何度かあります。
なんという危険なレースなんでしょうか・・・。
それでもこのレースの持つエキセントリックな世界の放つ怪しげな光は人々を魅了してやまないのです。

 

ダカール・ラリーのカテゴリーは?

ダカール・ラリーは自動車部門の「オート」、トラック部門の「カミオン」、バイク部門の「モト」にカテゴライズされます。

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主役の「オート」。毎回忘れられない感動を生み出します。

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「モト」は大変派手です。

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「カミオン」も豪快で圧倒されます。

 

かつての強豪チームは?

モータースポーツの世界は一時一つのメーカーが勝ち続けるということがあります。
F1しかり、ル・マンしかりです。
ダカール・ラリーも一時、日本の三菱自動車が圧倒的な強さを誇り連勝し続けていた時代がありました。
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私が始めてダカール・ラリーに興味を持ったのは、1997年、三菱自動車のパジェロを駆って伝説のラリードライバー篠塚健次郎さんが日本人ドライバーとして初の総合優勝を遂げた年に偶然NHKテレビで見たことがキッカケでした。
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荒々しい大地を栄光のゴール目指して走る豪快で大迫力の走行シーンを初めて見たあの時の衝撃は忘れません。

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ライバルの青いバギー車、シュレッサーとの駆け引きもエキサイトしました。
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日本とは全く違う砂漠の世界を猛者達が走り続けます。

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全身に鳥肌が立って武者震いとでもいいますか、なにか自分の体の中から出てくる熱く燃えたぎるものを感じたのを覚えています。
それまで自動車に全く興味のなかった私のクルマ好き人生がここから始まりました。
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三菱はその後、2001年第23回大会から2007年第29回大会までの大会史上初の7連勝を含む総合優勝12回を決めるなど大活躍を見せました。

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2007年大会の三菱自動車パジェロエボリューションによるワンツーフィニッシュ時のヴィクトリーランのシーンです。
この時代のパジェロは本当に強かった。
第30回大会がモーリタニアの政情不安定で中止にならなければ、8連勝も現実的だったと思います。
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現在のダカール・ラリーは?

時代の変化と環境重視の流れでダカール・ラリーからの撤退を余儀なくされた三菱に代わり、現在はMINIが圧倒的強さを見せています。
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2015年現在、大会4連覇中でさらに記録を伸ばしそうな勢いです。
2014年は表彰台を独占し、今乗りに乗ってます。
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ただならぬオーラを感じますね。


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出典:https://www.youtube.com/watch?v=ZJN6ex1P3A4
こちらはダカールラリー2014、プロモーション動画です。
あまりの大迫力シーンに感動して涙が出てきます!

数々のコース変更や覇権を握るチームの変化など毎年進化し続けるダカール・ラリーですが、これほど男心をくすぐる冒険心たっぷりな競技も無いと思います。
途中、どんな困難があろうとも目指したゴールへ向けて己の持てる力の全てをただひたすらぶつけて行く・・・。
自分との戦いになることが多く、ドライバー達はレース中不思議な感覚に飲み込まれるそうです。
それは人間の限界に挑んだ者にしか到達することのできない世界なのかもしれません。

 

人類の生み出した陸上輸送車両をあざ笑うかのごとく、悪魔のような過酷な試練をもって立ちはだかる大自然との戦いは、同じトラックを周るF1などの競技とは一線を画すザ・アドベンチャーレースであり、他では決して味わうことのできないドラマチックな感動の衝撃波であなたを丸飲みしてしまうのがこのダカール・ラリーです。

ぜひ、一度ご視聴あれ。

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自然が大好きなセイゴと申します。趣味は釣りです。そんな私が地球を取り巻く様々な自然の話をしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

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