磯釣り初心者の服装選び!入門書のおすすめスタイルは間違いだらけ!?

家を出るときの選択があとあとの釣りに大きな影響を与えるため、けっこう悩むことが多い磯釣りの服装。

そこで私なりの初心者向け磯釣り服装の考察をまとめたいと思います。

いつもの通り、このサイトでは巷に溢れる一般論は語りません。もしかすると人によってはハチャメチャだと思われるかも知れません。たとえば結論として、フェルト靴なんて要らない!とか磯釣り用ライフジャケットなんて必要ない!とか。

でも私の経験として一つのスタイルとして確率していますので、この記事があなたの何かのご参考になれば幸いです。
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Contents

初心者に最適な磯釣りの服装とは!?

まず結論から書きます。

  • ライフジャケット:ルアーフィッシング用ライフジャケット
  • アウター:アウトドアメーカー製レインウェア
  • ミドラー:フリースや軽量ダウン
  • インナー:普通のTシャツ
  • 靴:1万前後のスパイクシューズ(ブーツではない)

です。

何のための服装か?

まず磯釣りにおいて、服装とはなんのためにあるのでしょうか?

それは何よりも「命の安全」ですよね。これをないがしろにすることができませんし、忘れてはいけないことです。あなたが意識を失った状態で海に放り投げられて、助かる確率の高いものが究極です。

と、ここまでは一般論ですね。

では、なぜ命の安全なのか?

それは磯釣りのフィールドが危険だからです。一歩間違えば命を落とすからです。

 

じゃあポイントもよく知らない磯釣り初心者がいきなりそんな危険なところに行くでしょうか?
めったに無いことだと思います。

初心者には初心者にピッタリの比較的安全な磯場があります。そういう場所で、果たしてメーカーの薦める本格装備が必要でしょうか?多くの場合、それはオーバークォリティーです(笑)。それらが必要になるところには、そもそも経験のない初心者が行ってはいけないのです。

磯釣り初心者のライフジャケットについて

10人磯釣り初心者がいたら、10人が磯釣り用ライフジャケットを選択するでしょう。

しかし、私はルアーフィッシング用のもののほうが使い勝手が良いと感じます。違いは丈の長さとポケットの形です。磯釣り用は丈が長く、座ったりすると首元が窮屈で不快です。それに小物を仕分けて収納できるように、各ポケットが小さいです。

また、磯釣り初心者は今後他のジャンルにも挑戦していくと思います。そんな時も磯釣り用ライフジャケットは少々不利になります。

 

たとえばルアーゲームを楽しみたいと思っても、磯釣り用ライフジャケットではルアーケースやボゴグリップなどがポケットに入らないので使えません。

ルアーフィッシングに特化しなくても、磯釣りの磯場などでは突然のナブラ発生などのチャンスタイムが起こるため、いつでも対応できるようミノープラグやエギをベストに忍ばせておくということが良くあります。

ルアーフィッシング用ベストであれば、あれこれと大きなものを収納できる大型ポケットが付いていますので安心です。

※ここで言うジャケットとは、一般に浮くと言う機能をもったウェアーを指し、ベストとは釣り用ポケットなどの機能面を指した言葉という扱いです。

だからルアーフィッシング用のものであれば何にでも応用が効くというのがメリットですね。

磯釣り初心者のウェアについて

磯釣りウェアですが、アウター・ミドラー・インナーと分けて購入することで、オールシーズン対応することができます。まずはアウターから。

アウターについて

普通、釣具メーカー製の本格磯釣りアウターウェアーはものすごく生地が厚く、しっかりしています。
少し擦ったぐらいでは全く問題ありません。これらはアウターの防汚製・防水性・透湿性と、ミドラーの保温性を兼ね備えたものです。

いわばカブトムシ理論です。

外側を強固な装備で固め、機能の大部分をアウターに委ねるという考えです。水をはじき、衝撃にも強く、ポケット多数、フィット感も調整でき、ムレ防止の様々な機能がある…たしかに凄いです。ただこの構成は大きな欠点があります。

それは非常に動きづらく、そして洗濯し辛いということです。

メーカー製ウェアーは何着か購入しましたが、まるでバイク用ウェアーのようにゴワゴワしていて固く、動きづらくて肩がこります。さらにフリースなどを一緒に着込むといよいよ動きづらいです。仕掛けの振込みや撒き餌ワーク、リールの操作などもストレスです。

 

それに私は釣りから帰ったら全ての装備を風呂場で洗います。ウェアーからバッカン類、ロッドリール、小物に至るまで全てです。道具に愛情を込めて洗っています。しかしかさ張る本格ウェアーには手を焼きました。
1番の大物なので、風呂場で場所を取るし、重いし、乾かないしでお荷物です。

結果ヤフオク行きとなりました。笑

 

磯釣りはどうしても汚れます。しかも臭いです。
私は臭いの大嫌いです。

だからアウターはアウトドアメーカー製のレインウェアなのです。非常にコンパクトにできるので荷物にならないし、洗いやすくてすぐ乾く。しかも釣具メーカー製のものより薄くて軽快で比較的リーズナブルです。

私はダイワ、シマノのものを使って、結果ザ・ノース・フェイスとモンベル製のものに落ち着きました。2,3万で購入できます。ストームクルーザーは定番ですが、ノースフェイスの方もスグレモノです。

アウターはレインウェアなお陰でミドラーは汚れを気にせずにフリースもしくは超軽量ダウンなどをチョイスできるし、暑くなったら脱いでコンパクトに収納できます。アウターの下にミドラーやインナーなどを着込むため、サイズは少し大きめが良いかと思います。

ミドラーについて

ミドラーは真ん中に着込むもので、主に保温を目的とします。防汚製や防水性はアウターに委ねたほうがスマートです。

そうすることで、例えばちょっと暖かくなってくる5月頃にはインナーを脱いでアウターとインナーだけにすれば良いので、構成に無駄がありません。

登山などでも、アウターとミドラーとインナーを分けることは基本中の基本ですが、どうせならアウトドア全般に使えるようなものをミドラーにすると、つぶしが効いて良いかと思います。

 

私はその日の気温によって、ユニクロのフリースもしくはモンベルのライトアルパインダウンパーカを使い分けています。どちらも柔らかく温かいのですが、モンベルのものは極寒時の磯釣りでも全く問題ないほど温かいです。

「今日は寒いかな?大丈夫かな?」なんて迷う日でも大丈夫。めちゃくちゃコンパクトになりますから、釣具バッグの中に忍ばせておけば、急な気温の低下にもすぐ対応できます。柔らかくて超軽いのでタウンユースにも最適です。私は奥さんから誕生日プレゼントで貰ったのですが、ずっと手放せません。

インナーについて

インナーは夏も冬も普通のTシャツです。
速乾の化学繊維のものは汗を吸いづらく着ていて不快ですし、ユニクロのヒートテック系を肌着にしてしまうと、磯歩きで運動して暑くなってきたらさらに温まって暑い!という悪循環です。笑

運動するとさらに暑くなるなんて、どうにかならないのでしょうか?笑

結果、普通のTシャツが1番です。
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磯釣り初心者のウェアーまとめ

釣り入門などの本では、どうしても色々なシチュエーションを想定した中庸的なことしか書くことはできないので、それらは間違いではないのですが正解でもありません。

しかもあらゆるメディア(本やネット、釣具屋の店員の説明等)が皆同じことばかり発言で全く面白くない。命の安全という側面を考えた時、ファッションという上っ面な横文字は使いたくありませんが、趣味で楽しく過ごすという意味ならばレジャーを盛り上げるアイテムとしての服装の存在は大きいです。

つまり、若々しくおっさん臭くない、もしくは自分らしさを出した格好を目指して下さい。笑

そしてムダに高機能なものにお金を払うこともないのです。

名手は名手らしい、初心者は初心者らしい格好があります。そしてそれらすべてのステージが楽しいのです。

釣具屋だけでなく、広く自由に選んでみて下さい。

次回は靴(フットウェアー)についてです。

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自然が大好きなセイゴと申します。趣味は釣りです。そんな私が地球を取り巻く様々な自然の話をしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

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