エギングロッドが何でもロッドとしておすすめな3つの理由!

大変人気な釣りであるエギング。ここ数年で一気に有名になり、今ではエギング一本という方も現れました。

エギングを知らない人のために解説すると、餌木とは日本古来の漁師が使ってきたルアーのようなもので、エビのような形をした木製疑似餌を使いシャクって踊らせ、エビなどの甲殻類が大好きなイカを釣る伝統的な釣りを現代風にアレンジした釣り方です。

エギングに熱狂的なアングラーをエギンガーと呼びます。今回は、そんなエギングで使用するタックルが何でも釣りにピッタリだということをお伝えします。

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エギングロッドはスーパーマルチルアーロッド!

初心者が最初に購入する一本としてルアーロッドが候補に上がることは多いです。それはルアーフィッシングというのが道具立てが簡単で、誰でもすぐに入門できるし、ファッショナブルで面白そうだという理由です。

現在、一言でルアーフィッシングと言っても実に様々なジャンルがあります。シーバス、バス、エギング、ロックフィッシュ、ネイティブトラウト、雷魚、オフショア、エリア、アジング、メバリングなど、まだまだ存在します。

 

だから初心者がロッドを買おうなると99%迷いますよね。

大体みんなが迷うのが「色々な釣りに使える汎用性の高いルアーロッドが欲しいな」ではないでしょうか?限られた予算と乏しい経験値により、なかなか最適な答えを出すことが初心者には難しいのです。

 

そこで私から1つのご提案です。初心者が最初に買うマルチルアーロッド、それはエギングロッドです!ええ~?とお思いでしょうか?エギングロッドの特徴として、軽い、ハリがある、長さが7から8フィートという点があげられます。それではなぜエギングロッドが初心者の最初の一本に相応しいかご説明しましょう。

 

エギングロッドは軽量

まず重量です。ルアーフィッシングにおいて、軽さは正義です。およそどんなジャンルにおいても軽いロッドというのは重宝されます。

 

よく、リールとの兼ね合いが・・・という方がおられますが、ちゃんと物理の力学、モーメントを勉強して下さい。

「ロッドが重くてもリールを装着することにより重心点が手元寄りになりバランスが向上するので、重いロッドというだけでは一概に判断することはできない」と一部の人は言ってますが、いくら重心が手元によるといってもリールフットより手前にくることはありえません。

つまりロッドが重いと、どれだけリールのほうが重くて重心点が手元に寄ってモーメントの数値が小さくなったとしても、肝心のタックル全体の重量を支える支点である手首への負担が軽くなる訳ではないのです。それなら作用点となるグリップエンドにウェイトを仕込む方がよほど合理的です。

 

もっとも、常軌を逸した超ヘビータックルを使用するルアーフィッシングで、手首への負担を犠牲にしてでもフラつく重量級ロッドの先を操作できるよう重いリールを付けて安定させようという試みは理解できますし、精密なジャーキングリズムを繰り返すためにリール重量を含めたロッドの持つ固有振動数までを計算するというのなら分かりますが、一般人が一般的なフィールドで行う常識的なルアーフィッシングでは「重いロッド=悪」です。

よって、ロッドは軽ければ軽いほうが扱いやすいというのが結論です。特にエギング含めたライトルアーフィッシングではそうです。エギングロッドは長時間シャクリ上げることを前提としていますから、重いロッドでは腱鞘炎になってしまうのです。この点でエギングロッドは何でもバーサタイル釣りロッドとして相応しいロッドと言えるでしょう。

 

エギングロッドは適度なハリがある

釣りという世界は釣趣というものがあります。磯竿や落し込み竿なんかだと、極軟調を好んで使う名手も存在します。確かに楽しいですよね、極軟調は。

しかし初心者がルアーを操作して魚をGETするという目的において、極軟調では使命を果たす事は難しいでしょう。

反対に、ルアー操作、キャスティングの精度、飛距離、当たりの伝達(感度という)これらを高次元で実現できるのがハリのあるロッドなのです。

エギングロッドは何でもロッドとしては少々硬すぎるモデルもありますが、ちゃんと選べば本当に使い勝手が良く、調子も万能型のロッドがあります。

 

目安としては、バリバリのイカ仕様ロッドよりも、どちらかと言うとシーバスアクション寄り(ファーストアクションぐらい。エクストラファーストは避ける)のものが飛距離の面でも釣趣の面でも良いでしょう。

 

エギングロッドは調度良い長さ

エギングロッドはだいたい7~8フィート前後です。この長さは、ぎりぎりバス釣りOK,シーバスもOKな長さなのです。ロックフィッシュには最適だし、ネイティブトラウトや雷魚にもバッチリです。※メバリングやアジング、エリアには厳しいので、これらを楽しみたい場合はもう一本柔らか目のバスロッドを購入しましょう。これも何でも使えるマルチロッドです。

 

エギングロッドの長さは海でのフリーダムな釣りにホントマッチします。エサ付けてチョイ投げやウキ釣り、ヘチ釣りやボート釣りにも大活躍です。

 

さらに振り出しモデル(数が本当に少ない)を選べば運搬もスマートになってどこでも釣りが可能になります。そして大概振り出しモデル(テレスコピック)の方がレギュラーアクションに近いです。こんな楽しいアイテムはそうそうないと思いますよ。

 

もの凄くおすすめバーサタイルロッド、プロマリン・モバイルマスター805ML

私はトップ画像で写っているプロマリン製のお手軽振り出しエギングロッド・モバイルマスター805MLでやるロックフィッシュが大好きです。ドドン!という当たりと小気味良い引きに病みつきです。道具もシンプルで、釣れる魚が多彩なのも魅力ですね。

プロマリンのロッドは安い割にカーボンが良質でかなり使えます。このロッドは特になんでもロッドとして理想の張り具合です。ダイワのモバイルパックよりも持ち重りもしなくて振り抜けが良く軽快に扱えますし、なんてったって価格がモバイルパックの半分以下です。だから気負いなく岩礁帯でもガンガン使い倒せます。笑

ダイワのモバイルパックは大手メーカーらしく装飾も綺麗で頑丈な作りなんですが、ガッシリし過ぎていて根魚と戯れるのには少々大げさなんですよね…。マニアックなテレスコピックルアーロッドを量産してくれているという点ではとても感謝感謝ですが。

 

モバイルマスターは6ft、7ft、8ft、9ftとバリエーションがあるのですが、8ftが長さ軽さ張りとも一番バランスが良くカーボンロッドらしくパリパリで感度もビンビンです。シーバスメインでやるんなら多少重くても9ftでしょうね。8ftモデルで大型が掛かると捕れないことは無いですがハラハラし過ぎます。あっ、楽しくて良いかも・・・(笑)

8ftは自重114g、5本継ぎで仕舞寸法が56cmです。このフットワークの軽さがもの凄く便利で一度使うと手放せなくなります。軽量で感度もよくコンパクト。気軽にフィールドを探検しながらライトゲームを堪能できるので出会う魚が圧倒的に増えました。

むき出しのカーボンブランクスも見た目がスパルタンで近年流行りのセパレートグリップや、なんちゃってエンドバッジなどと相まってけっこうカッコ良いです。このエンドバッジは竿尻キャップも兼ねているもので、結構重量があるのでバランサーとしても機能しています。恐らく比重の大きい真鍮製でしょう。そのお陰で持ち重り無くロッドを軽快に扱うことができます。こんなところもよくできていると思います。

ただし、

プロマリンのロッドはなかなか釣具屋に置いてない上に、一度作ったらあまり増産はしないので売り切れたら手に入らなくなるのが玉にキズです。

だから私はネットで買ってます。ホントはシマノ辺りがこんな素敵コンパクトロッドを作ってくれたら良いんですが・・・。

※追記 作ってくれました!!シマノさんありがとう!!

シマノ・ディアルーナMBが登場!

 

ネットで釣具買うならAmazonか楽天ですよね!私も良くお世話になってます。どのネットショップも季節やバーゲンなどでしょっちゅう価格が変わるので、一応全部チェックして最安値で購入すると良いと思います。

モバイルマスター805MLに10~15gぐらいのジグヘッドを装着して、エサやワームを付けて4lbのファイヤーラインを使用するとタックルバランスがバッチリ決まり、フリーダムフィッシングの開始です!フルキャストするとジグヘッドが気持よくかっ飛んでいきます!

バークレイスーパーファイヤーラインの評価とおすすめノットの結び方

因みにリールはシマノ1000番台ボディーがベストですね。私は09アルテグラC2000を装着してます。C2000は1000番ボディーに2000番スプールが装着されたリールです。AR-Cスプールはよく飛ぶのにノントラブルで良いですね。

ダイワとシマノのスピニングリール番手換算比較表!号とlbって?

 

まぁ私のように「小さく折り畳めないと嫌だ!」というわけでもないよというあなたには、性能・コスパに優れた2ピースマルチルアーロッドの定番、シマノ・ルアーマチックS86MLをおすすめします。

 

あなたも気に入ったバーサタイルエギングロッドを一本持って、あらゆるフィールドに繰り出してみてはいかがでしょうか?

 

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