村越正海 伊豆七島式根島キャスティズムブッコミ釣りでアカハタを追う
村越正海さんによるキャスティズムニューワールド。
ダイワの釣り番組、ザフィッシングで大物投げブッコミ釣りが紹介されていました。
冒険色の強いこの釣り方。
離島とあってロケーションも最高の地で一体どんなドラマが待っているのでしょうか。
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ブッコミ釣りってどんな釣り?
ブッコミ釣りとは、エサの付いた天秤と呼ばれる重めの仕掛けを遠投し、大物が掛かるのを待つ釣りです。
私もこの釣り方が好きで、良く伊豆半島に釣りに行ってました。
ぶっこみ釣りは主に岩礁帯での釣りになるため根掛かりとの戦いになります。
装備も頑丈な投げ竿、大型リール、クーラーや重りなど、重量級になりますのでポイントまでの移動はいつもクタクタです。
十数キロの荷物を担いで30分近く巨大な岩やゴロタ場を歩かねばなりません。
それでもそれだけ苦労してスレてないポイントに行かないとなかなか大物は釣れないのです。
ポイントに着いてしまえば、後は仕掛けをブッこんでおけばのんびり腰掛けて当たりを待つのみです。
同行者とゆっくりおしゃべりすることもできるので他の釣りよりもやることが少ないです。
だからウキふかせの人とブッコミ釣りの人が一緒に釣りに行くと大変です。
常にワキエワークやウキの操作など忙しなく動くウキフカセ氏にとって暇で暇でチョッカイ出してくるブッコミ氏は邪魔でしかないのです。笑
基本的に投げ釣り氏は投げ釣り氏のみで釣りしに行ったほうがよろしいかと。
ただ、このブッコミ釣り。
いつ大物が来るか分からないドキドキワクワク感があります。
竿先に鈴などを付けておけば、突然騒がしく鳴る鈴の音に心臓が飛び出そうになり、ガクガクと暴れる竿を押さえて豪快ファイトの鐘が鳴ります。
仕掛けも通常の投げ釣りと違って、かなり太い仕掛けです。
キス釣りなどPEラインの0.8号を使ったりしますが、磯のブッコミでは最低2号です。
リーダーなんか20号ぐらいを使用したりします。
ハリも大型で、大物用のネムリ針を多用します。
このような男らしい仕掛けで挑むので、なにかたまらない魅力があるのです。
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村越正海とキャスティズムの作り出す世界
番組では式根島の色々なポイントで、サバや秋刀魚の切り身をぶっこんで当たりを待ちました。
結果幻の魚、アカハタを多数、大型フエダイまで釣り上げるなど、最高のドラマを見ることが出来ました。
式根島は伊豆七島の1つです。
豪快な磯場から石鯛釣りやメジナ釣りなどが盛んで、ブッコミ釣りはどちらかと言えばマイナーな釣り方と言えるでしょう。
だからこそそこにはロマンがあります。
投げ釣りはこう!という型を飛び越え、好奇心を掻き立てるアクティブなオレンジカラーのキャスティズム。
まるで自由を象徴するようなロッドで思うままに釣りの世界を楽しむ。
私はキャスティズムの商品コンセプトが大好きです。
その中身は、単なる短め柔らかめの派手な色した投げ竿なのですが、なぜだか清々しさを感じるのです。
釣りは感性の遊びです。
その魅力はそれぞれの釣り人本人にしか理解できない世界です。
伝統を重視したオーソドックスラインナップを完備しながら、こうした遊び心タップリのタックルを作れるダイワさんというメーカーには、いつも頭が下がる思いです。
これからも私たち釣り人の、あの心臓がバクンとなる一瞬のために、素晴らしいプロダクトデザインを作り続けて下さい。
よろしくお願いします。
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