アクアリウムの照明は昼と夜でどう切り替える?魚や水草への影響は?

独特の世界観を与えてくれるアクアリウムと呼ばれる
熱帯魚水槽。

派手でカラフルな海水魚水槽とは一線を画す
趣、情緒あふれる景観が魅力です。

そんなアクアリウムで使用する照明のONOFF切り替えは
どうしたら良いのでしょうか。
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まず照明の存在意義は、水草の光合成のためであり
生命の食物連鎖の核となる部分です。

おおまかに言えば水草たちの光合成が魚たちの呼吸を助け、
魚たちの排泄物がまた水草に吸収されていく

そんな生命循環の形を目の前で観察するための重要なパーツの一つです。

当然一日中点灯させているだけではなくて、自然界と同じ
太陽サイクルで回さねばなりません。

ただ、多くのアクアリスト達は日中ゆっくり水槽を見ていることができません。

朝照明の電源をONにして、仕事から帰ってきて晩御飯を食べて
その後ゆっくり水槽を眺めたりすると
一日で水槽が昼の状態、つまり照明がON状態が15~16時間も続くことになります。

これでは健全な生命サイクルを回すことが困難です。

日中、水草たちは光を浴びて盛んに二酸化炭素を吸収し、光合成をして
自分たちのご飯を作り、同時に副産物として水槽内に酸素を供給します。

そして根から魚たちのフン等、栄養をビタミン代わりに吸収します。
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魚たちも活動は日中がメインになります。

夜、照明がOFFになると酸素と生み出したご飯と栄養を使い成長します。

そうです。照明がずっとONだと、水草たちは成長する暇がなく
勢いがなくなり、結果コケ等の勢力に負けて水槽内の主権が切り替わり
コケだらけ水槽になってしまうのです。

それを避けるために照明は正しく点灯させなければなりません。

そこで意図的に水槽の中の世界だけ昼夜逆転させる必要があります。

ON-OFFタイマーを使い、現実世界と意図的に12時間ずらしてあげて
夜18:00に照明ON、朝6:00に照明OFF等工夫すれば
水草や魚達やバクテリア達は健全なサイクルを回すことができ
とても生き生きとした魅力的な水槽となることでしょう。

照明の扱いは非常に大事です。

あなたの大切な水槽環境を適切に維持してあげましょう。

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