磯竿の先端が折れた時、綺麗に簡単に修理する方法。手順別に解説

磯釣り中、根掛かりを煽って外そうとしたら先端が折れた!!そんなことはありませんか?

アウトガイドロッドを使っている場合、不注意で起こるトラブルのダントツトップが穂先折れに関するものです。今回は自宅で簡単に修理できる方法を解説します。

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折れやすい磯竿の穂先

磯釣りに使う磯竿は5mもの長さがあるので破損し易いです。特に道糸が竿の先端に絡んでいることに気づかずに竿を煽ったりすると、2番や3番ガイドに引っかかった道糸が先端を締め付け、急激な角度にされたティップはいとも簡単に折れてしまいます。

一度いらなくなった竿の先端を手で折ってみてください。本当に軽い力で折れてしまうということを体験できると思います。感覚的に近いものは竹串ですかね。細い竹串を指先で折ると、ベキベキ…ボリッっと折れますよね。あんな感じでカーボン磯竿の先端もボソボソケバケバになって折れます。
さて、折れた磯竿は直さないといけないわけですが、お店で修理もしくは自分で修理かを選ぶことになります。

ここで大事なことは2番から4番までの誘導ガイドを無くさないことです。

家の中で竿を破損させてしまった場合はまだ良いですが、磯釣り中に破損させてしまったとき、予備ロッドなどを持っていなかったらトップガイド(1番ガイド)がないまま釣りを続けると思います(傷心で帰ってしまう方もおられるかもしれませんが)。

トップガイドがない状態で竿を収納すると2番から4番ガイドまでがバラバラになります。磯竿のガイドはとても小さなものですから、夕暮れ時に磯場にガイドを落としたりするとまず見つかりません。気を付けてください。
お店に頼むと無料、もしくは数百円の工賃+ガイド代(無くした場合)数百円でやってくれますが、わざわざお店に行かなくても自分で簡単に修理することができます。

磯竿穂先の修理に必要なもの

まず必要なものです。

  • ラジオペンチ
  • ニッパー
  • カッター
  • ピンバイス
  • φ1.1ドリル刃
  • 金属棒φ1.0、φ1.5、φ2.0
  • サンドペーパー600番
  • マスキングテープ
  • ライター
  • アロンアルファ

どれもホームセンターなどで入手することができます。一度購入すれば長く使えますから、釣りをずっと続けていくのなら買い揃えておくと良いと思います。

穂先修理の手順

修理の手順です。

折れたトップガイドを外す

まずはトップガイドを外します。磯竿のガイドは外しやすいように比較的弱めの接着剤で固定されているため、ライターの火などで炙ると簡単に外すことができます。

 

このようにライターで炙るわけですが、注意点があります。それはブランクス部分を炙らないことです。カーボンは燃えやすいので慎重に火を当てないとポーッと火がつきます。そうなってしまうと余計なカーボン部分を失ってしまい、より短くなってしまうので気を付けてください。必ずトップガイドのステンレス部分に火を当てましょう。

トップガイドをラジオペンチで持ち、火で数秒(2~3秒)炙ったらカーボン部分を引っ張ります。うまくいくとこのようにスポッと外れます。はずれない場合は再び炙りましょう。

竿本体側の先端部分を整える

折れたばかりの先端部分は非常にデリケートです。カーボンは繊維状になっているため、下手に触るとささくれてひどいことになります。

 

まずはささくれた先端部分をある程度落ち着かせるためにアロンアルファを少量付けバラケを固定します。先端部分が固まったらカットします。この時、間違ってもいきなりニッパーなどでバチッと切らないでください。カーボンですからブランクスが潰され、更にクシャクシャになってしまいます。

ここは狙いを定めてカッターなどで一周切込みを入れましょう。0.2mmほど全周に切込みを入れたら、ニッパーで切ります。そうするとバラケずササくれず綺麗に切ることができます。

先端をサンドペーパーで細くする

カーボンは市販のサンドペーパーなどで削ることができます。綺麗に補足するためにマスキングテープで位置を決めます。位置は先程抜いた破損カーボンのトップガイドがハマっていた長さと同じぐらいにすると良いでしょう。

位置が決まったらサンドペーパーを当てます。番手は600番ぐらいが失敗がなくて良いと思います。ペーパーの当たり面の切削跡を見て、カーボンが均等に細くなるよう丁寧に擦っていきます。サンドペーパーは適当な固い部材に両面テープで貼り付けると作業し易いと思います。

このように元々の先端部分と同じぐらいの細さになるまでペーパーを当てていきます。

トップガイドがスルッと入るよう調整しましょう。

 

誘導2番ガイドの位置を調整する

詰める長さにもよりますが、磯竿の穂先が短くなったことによってガイドの間隔が狂ってしまうことがあります。そのような時は2番ガイドの内径を広げ、間隔を調整しましょう。

これは一般的な磯竿1号5mの2番ガイドですが、内径が約1.1mmなので1.1mmのドリル刃をピンバイスにセットし、少々穴径を広げました。ドリル刃の上をスライドさせるように少しずつ削って調整し、適当なガイド間隔になるようにします。

瞬間接着剤でトップガイドを固定する

最後はトップガイドの固定です。アロンアルファなどの瞬間接着剤をサンドペーパーで削ったブランクス部分にちょっとだけ付けて、すぐにトップガイドを被せましょう。この時、ガイド合わせ印などが入っている磯竿は、印のとおりにトップガイドを接着します。ズレると面倒なので慎重に。

これで修理完了です。

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まとめ

インターラインロッド(中通し竿)などと違い、アウトガイドロッドはちょっとした不注意で穂先を折ってしまいます。私も磯釣り歴は10数年になりますが、先日初めて実釣中に穂先を折りました。根掛かりを外そうと少し竿先を振ったのですが、油断してました。

どんなに気を付けていても釣り人ならいつかは折ってしまうと思います。だから穂先の修理ぐらいはできるようにしておくと、道具に愛着が湧きさらなる豊かな釣りライフを送れるのかなと思います。

今回修理したロッドは若干傾斜の付いたKMガイド仕様の竿ですが、TMガイドなどの普通のガイド竿の穂先が折れてしまった時はついでにできるカスタムがあります。それについては次回お話します。

磯竿の穂先絡み激減!IMSGガイド風傾斜付きノーマルガイドカスタム方法

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