ダナーライト登山手入れ方法ヌメ革のような味出しにはミンクオイル?

1979年、世界に先駆けてゴアテックスという防水透湿技術を取り入れたブーツとして一躍有名となった「ダナーライト」というブーツがあります。

履き心地も良く、蒸れにくい構造でありながら雨の日も安心して履ける上、ビブラム社の優れたソールを採用した実用性とカッコよさを兼ね備えたキング・オブ・ブーツです。

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【ダナーライトの歴史と魅力】

ダナーライトは元々木こりのためのブーツです。

アメリカのオープンカントリーを歩くために生まれました。

サイドのメッシュや、ゴツいビブラムソールのブロックパターンによりアウトドアテイスト満載の楽しいブーツです。

防水性に優れ、雨の多い日本の気候にマッチしています。

クッション性に優れ、インソールが必要ないくらいです。

まるでスニーカー感覚のブーツで、気軽に履くことができます。
それゆえ、日本のような山歩き向きではないです。

どういうことかというと、ダナーライトは靴が柔らかすぎるので
町履きには適しているのですが、登山はあまり得意ではありません。

日本の登山はスタートしてすぐに標高差があり、登るというクライミングの要素も多く詰まっているので、用途が若干違います。

ただし、富士山登山レベルまでであれば正直ダナーライトクラスでも全く問題なく登山できます。

もうすでにもっているのなら、登山用にわざわざ専用のトレッキンシューズを買う必要は無いでしょう。

通常の登山靴は山に特化した作りなので、裏を返せば、町履きには硬すぎてとても使えたものではありません。

つまり、ダナーライトは町から山、そしてバイクまで幅広く使え、様々なシーンを歩き続ける旅行のような用途にマッチしている、懐の広いブーツと言えるでしょう。

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【ダナーライトはソールを張り替え可】

ダナーライトは擦り減ったソールを交換できます。

張替えによって10年は軽く履くことができるでしょう。

長く楽しめるので、愛着も湧きやすく、レッドウィング同様手入れの仕方で個性が出るので大変人気があります。

日本では特にブラックが人気です。

ハーレー乗りにも受けが良いブーツです。

しかし、人によっては足の甲が痛くなるかもしれません。私がそうでした。

ベロの繋ぎ目は一枚革ではないのです。つまりベロの裏に皮をつなぎ合わせるステッチがあり、長時間登山歩きの際出っ張りが当たって足の甲が痛くなることがありました。

私は革のステッチを一旦切り離し、中にプラ版を入れることによって解消できましたが、いくらゴアテックスが入っているとはいえ、なぜこんなところにステッチがあるのか気になりました。

調べてみると、どうやら初期型モデルは一枚の革でベロが作られており、長い歴史の中で生産性を上げるために革を二枚つなぎ合わせる仕様になったと考えられます。

革を切ったとしてもゴアテックスのお陰で浸水することは無いので、これはゴアテックスブーティーからくる仕様もしくはコスト削減かもしれませんね。

手入れはミンクオイルが有名ですが、これ以上ブーツを柔らかくしたくないのなら、「ラナパー」というクリームがオススメです。

蜜蝋(みつろう)、ホホバオイルといった天然素材を使用している撥水、防カビ効果に優れたケア商品で、艶出しにも最高です。

あなたのダナーライトも上手に手入れをしてあげて、長く履いてあげてください。

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