三菱自動車デリカD5モデルチェンジ予想時期と新型燃費悪いのはご愛嬌?

三菱自動車のデリカD5はSUV好きにとって唯一の選択肢となるミニバンで、アウトドア野郎全開な車です。
ミニバンのようでミニバンでない、人とは違うものを欲しがるお父さんたちに昔から大人気なモデルです。そんなデリカD5にモデルチェンジの噂が流れてきたので新型情報をピックアップします。
スポンサーリンク
Contents
三菱自動車 デリカD5の歴史
三菱自動車はかつてゼロ戦をつくっていた国内財閥メーカーです。企業規模がでかすぎるゆえ、ついこの前までの車作りはまるでお役人仕事のようでした。なぜそのような体質の企業からアウトドア好きな者たちの心をくすぐるワクワク車たちが数多く生み出されるのか謎です。
三菱自動車はジープOEMから始まり、日本中にクロカンプームを巻き起こしたパジェロファミリー、ラリーで大活躍のランサーエボリューション、ファミリーRVの雄RVR、それに近年ではアウトランダーやエアトレック、EKアクティブなどの新顔も登場して、常に冒険色の強いバリエーション展開をしてきました。
私が車好きになったのはそもそも三菱自動車のパジェロに惚れたからです。
パジェロの素晴らしさの記事はこちら
↓
ダカールラリー 篠塚健次郎が魅せた三菱パジェロ栄光の記録
そんな三菱自動車に昔から愛される息の長い存在として、多くのモデルが存在する車が「デリカ」シリーズです。
デリカはゲーム「メタルマックス2」に登場する「野バス」のような雰囲気があるのでたまらなく好きです。(分かる人いるかな?)
初代乗用デリカは1969年、デリカコーチとして誕生しました。当時のデリカのベースは、デリカバンでした。
1979年、二代目となるデリカスターワゴンが登場し、三代目でファンを増やし(無骨でカッコ良かった)、1994年、四代目となるデリカスペースギアで人気に火が付きます。
出典:http://jaos.co.jp/products_catalog/list.php?grp_id=33&mode=vehicle
その後2007年デリカD5の登場となるのですが、いまだモデルチェンジされていません。
デリカの特徴として、ミニバンカテゴリーにありながら中身がパジェロ(パジェロのシャーシの上にミニバンボディを乗っけた車)なので悪路走破性が非常に高いということが挙げられます。特にスペースギアは乗り込むのにまるでハシゴを上るかのような高さがあるので、日常の使い勝手は少し難ありでした。
しかも無理やりパジェロの上にのっけたボディのせいで重心が非常に高く、新車お披露目会でサーキットのコーナーを曲がるときになんと横転してしまうという大ハプニングがありました。三菱自動車本営も大慌てだったでしょうね。そんな悪夢を乗り越え、スペースギアは売れました。
その血筋を受け継いだD5はスペースギアの欠点を補いつつキャラクターを維持し、現在も根強い人気を誇っています。価格com満足度ランキングでもかなり上位に食い込んでいます。私もD5のスタイリングは大好きです。
スポンサーリンク
デリカD5はどうしてモデルチェンジしないのか?
自動車がモデルチェンジする場合、人気車であればある程度決まった周期でフルモデルチェンジします。しかしデリカは人気があるといってもそんなにバカスカ売れる車ではありません。
しかも通常のミニバンより設計がややこしく手間がかかる上、三菱自動車の拘りとプライドが随所に散りばめられていますから、なかなか初期開発、製造量産費用を回収することができないので、フルモデルチェンジできないという事情がありました。
しかしそうはいっても2007年からすでに8年経過しています。もうイニシャルコストは十分回収していることでしょう。
最近では来年2017年にいよいよフルモデルチェンジする噂が流れてきました。
2013年の三菱自動車コンセプトARが近いイメージなのではないでしょうか?

出典:http://blog.livedoor.jp/gootruck/
ミニバンというよりもSUVのようですが。現行モデルまでの無骨さはキープして欲しいですねぇ。日産のジュークなんかこのデザインで出せば良かったのに。
新型といえど、まぁ燃費は期待できないでしょうね。D5で街乗りリッター9km前後ですから、どんな最新技術を使っても、重い車体のデリカは厳しいです。
現行モデルもガソリン車よりクリーンディーゼル車としての評価が高い車なのです。重い車重の車にはハイブリッド技術が採用されてもその恩恵は薄く、クリーンディーゼル技術をブラッシュアップしたほうがはるかに経済的でしょう。
欧州のようなディーゼルを受け入れるインフラ(軽油の質ともに)と世論が整った環境が羨ましいですね。日本ではディーゼルというと未だ過去のマイナスイメージが強く、今の環境技術を多くの人は知りません。だから積極的に販売攻勢に出れないのではないのでしょうか。(政治的な要素もありますが)
それにしてもデリカはアウトドア・キャンプが似合う車ですね。あれこれ道具を積んで、家族でアウトドアしながら日本各地を周ることだって可能です。私の乗りたい車候補の1台です。
追記
登場から9年が経過するデリカD5ですが、2016年に大幅マイナーチェンジするようです。主にエクステリアやインテリアに手を加えられるようで豪華仕様になってくると思います。
ただ、私としてはもっとゴツくてワイルドな特別仕様を出して欲しいなと思います。豪華仕様など他のミニバンでやれば良いわけで、熱狂的なデリカD5ファンたちはそんなこと望んでないと思いますがね。
外装だけでなく、どうやら燃費も向上してくるようなのでそれは朗報ですね。情報を待ちましょう。
追記
「テリー伊藤」さんもこのデリカD5が大好きだったようで、購入されたようです。テリーさんいわくデリカD5は「月面探索車」だそうで。やっぱり見る目ある男は違いますねー。デリカD5私も欲しいです。
追記
自然派の車記事を集めました。
2017年新型三菱パジェロミニ モデルチェンジの燃費予想!中古も評価
同じ三菱車ですからね。
BMWミニクーパーSの4連ライトバギーカスタムでクロスオーバー以上のアドベンチャー仕様!
より人と違うものを求めるあなたへ。
マツダCX-3!2015国産新車SUV人気ランキング1位のコンパクト高燃費車!ハイブリッドよりも優れたクリーンディーゼル
アウトドア好きだけど少しアーバン派なあなたへ。
ジムニーのライバル?スズキ/ハスラー走破性使い勝手デザイン比較
デリカD5とは大きさ違いますが、恐らくアウトドアフィールドで出会うことでしょう。
デリカD5よりもクレイジーなあなたはこちら。
泥と土に飽きて、電気が好きになったらこちら。
スズキ ジムニー新型SUZUKIでモデルチェンジ発表と燃費は?
デリカD5買う前はジムニーだったという人はとても多いのです。
スズキ・イグニスは新型ジムニーかスイフトか?価格、発売日最新情報、期待の小型クロスオーバー
今、大注目の多目的ジャストサイズコンパクトクロスオーバーです!!
関連記事です
自然探検☆水の惑星アウトドア紀行
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。