銚子港がゴミまみれに!台風18号の鬼怒川決壊被害は漁業に影響も

先日の台風18号による被害で千葉県の銚子港が大変なことになっています。
画像は港の海面を覆う一面のゴミゴミゴミ。
これらは茨城県常総市で起きた鬼怒川の堤防決壊によって民家などに甚大な被害を与え、その瓦礫の山が遠く離れた千葉県の河口まで辿り着いたのです。
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恐ろしい台風18号の爪痕
今回の鬼怒川決壊は、「越水破堤」(えっすいはてい)と言われています。
「越水破堤」というのは、堤防を超えた川の水が堤防反対側の斜面を下り、勢い良く根本に当たり続け地面を掘ってしまい、支えを失った堤防が決壊してしまうというメカニズムです。
出典:blogs.yahoo.co.jp
現状ではどうしようもないらしく、日本の河川の殆どは潜在的な危険性を孕んでいるそうです。
しかし避難指示がでたのが遅く、夜中でした。
激しい雨が振る中、住民たちは朝に避難しようとしてその結果尊い3名の命がうばわれました。
もう少し避難指示がでるのが早ければ助かった命かもしれません。
そしてゴミで覆われてしまった銚子港は、漁業にも深刻な影響が出るでしょう。
今回は10年に一度の雨と言われていますが、やはり想定外の災害が起きた時は自分たちの判断で身の安全を確保しないといけないということを、改めて私たちに教えてくれたニュースでした。
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災害に対して無力な人間
このような大規模な災害に対して、私たち人間は悲しいほど無力で為す術がありません。
人間が大河の辺りに文明を作り上げ世界4大文明が生まれた紀元前3500年頃から、数千年もの月日が流れているのに、未だ人類は水害から逃れることができません。
それほど強大なこの力をねじ伏せようとしても無意味だということが分かります。
水害だけでなく地震や噴火など、起きてしまったらどうしようもないことがあるということを、私たちは常に意識しておくべきです。
イザというときの備えは勿論ですし、非常時の行動力と決断力を普段から養っておく必要があります。
そのためには、現代人も時に野生に帰ったほうが良いと私は感じています。
快適な生活に慣れきった毎日から少しだけ抜けだして、ワイルドな世界に身をおく。
なにも苦行を行うのではなくて、サバイバル術を学ぶという目的で夜戦料理やテント設営など家族でアウトドアを楽しんだり、食料確保と五感を研ぎ澄ますいう意味で猟を行ってみる(現実的には猟は免許等必要なので釣りがオススメですが)といった訓練を少しずつ積み上げ、経験値を上げるということですね。
先進国の人々はもともと持っている生き物としての危機管理能力が鈍りすぎだと思います。
人間は自然に対して無力です。
それを大前提に、日々の暮らしを送るべきだと思います。
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