2020オリンピックは東京に決定!世界の反応は?種目数だけ環境破壊?

2020年に東京オリンピックが解散されます。

それに伴って、世界一の大会に相応しい会場を作るために多くの動きがありますが、そのなかで新たな環境への負荷が叫ばれるようになりました。

今回は東京お膝元、お台場の環境についての考察です。

Contents

2020年東京オリンピックによって巻き起こる新たな問題

オリンピックで行われる内容とは?

2020年夏季東京オリンピックではさまざまな今日が行われる予定ですが、お台場海浜公園ではトライアスロン及び水泳(マラソン 10km)を開催予定です。

お台場海浜公園は地形が入り江の形をしており、トライアスロン、水泳のコース設定に最適だそうで、観客席から競技エリアを一望することが可能です。

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また、お台場海浜公園に隣接する潮風公園ではビーチバレーが介される予定で、どちらも海を活用した競技となっているのが特徴です。

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何が問題なのか?

お台場の目の前に広がる海の水質は、国の基準を十分に満たしていないということを以前述べましたが、普段は大腸菌の菌数(一部では放○能)などがクリアできていないため、海水浴が禁止されている区域です。
そのため、都としては、区と連携してオリンピックまでに水質を改善させるという課題があり問題が山積しております。

現状では顔をつけないことを条件(!!)に一部が特別に2日間だけ海水浴場として開放されたりと試験的に遊泳を許可する動きですが、解決にはまだほど遠いレベルでしょう。

今後の新しい技術や法整備が急務です。

東京湾の海の中は?

東京湾は元々とても自然豊かな海でした。

高度経済成長に伴い、都民は生活に密着していた東京湾との共存生活を失い、触れ合う機会を失ってしまいました。

こんな海にはもう生き物たちなんかいない・・・そう思われるかもしれませんが、意外と沢山の種類の小さな生き物たちを観察することができます。

なかでも最近幅を利かせてきたのが、外来種の二枚貝のホンビノス貝。

外来種ですからすぐに問題になりやすい存在ですが、東京湾の過酷な水質によく対応し、どこでも見かけることができるうえに食べてもおいしいことから、江ノ島などでは新たな東京湾名物として「大アサリ」の名で浜焼きが売られています。
確かにおいしかったです。

故郷の北米ニューイングランド地方ではクラムチャウダーにするそうですよ。おいしそうですね。

貝類は水質を良くする能力を持っています。
長い年月をかけて、高度経済成長の時から少しだけ水質が良くなってきた矢先にオリンピックでまた「ふりだしに戻る」です。

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東京オリンピックは多くの競技数を予定しており、今現在臨海副都心を中心に開発ラッシュです。

再び東京が世界に注目されることは喜ばしいことですが、ぜひ日本らしい”和の精神”や”自然との共生”といった心の部分、「おもてなし」を重要視してもらいたいものですね。

日本人がもともとDNAに持つ美しい精神構造のベースを、太古の昔からこのように小さな生き物たちが頑張ってくれていたからこそ育まれたものだということを、我々日本人は忘れてはいけないと思います。

世界をリードする国民としての格式の高さ、成熟した先進国、アジアのリーダーとして東京五輪というイベントを通して、世界各国に向けて日本独自の”調和”という宝を上手に再現した、最高の形の提案の場であってほしいものです。

 

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自然が大好きなセイゴと申します。趣味は釣りです。そんな私が地球を取り巻く様々な自然の話をしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

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