アグネスチャン ブログで衝撃!ヒナゲシの花脅威の正体とは?

この時期に道端によく咲いている可愛いオレンジ色の花、見たことありませんか?
「ヒナゲシ」という花の仲間です。
そう、あの「アグネス・チャン」さんが歌った名曲「ヒナゲシの花」で登場する花ですね。

そんな可憐な「アグネス・チャン」さんのイメージとは裏腹にとんでもない花??だったので調査しました。

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Contents

オレンジ色の花の正体は!?

毎年春になるとどこの道端でも見ることのできるおなじみの花ですが、本当にどこでも咲くようでコンクリートやアスファルトなどほとんど土が無いようなところでもお構いなしに生えてます。

都会の雑居ビルの間にも可愛いカラーを加えてくれるので個人的には好きな花でしたが、名前が分からなかったので調べてみると衝撃の事実が!

なんとビックリ外来種!

この花は外来種でした!
「ナガミヒナゲシ」という花で、もともとはヨーロッパ地中海地方原産の越年生で、帰化植物でした。

大変繁殖力が強く成長も早いのであっという間に現れたりして驚かされます。
会社の周りの何もなかった砂利などに気付いたら生えていた!なんてことがよくありました。

とてもビビッドでハッとするオレンジなので、コンクリートジャングルでの貴重な存在だと思っていましたが、彼らの戦略は大したもので、時には他の植物たちの生育をジャマしたり、種が千数百個入った長いカプセルからフタがあいて一気に種を広げたりします。
その種子の入った部分が「長実」であるから、「ナガミヒナゲシ」という名前がついたようです。

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あの歌の花はどれのことを指すのか!?

ヒナゲシといえばアグネス・チャンの「ヒナゲシの花」が有名ですよね。
じゃあアグネス・チャンの歌うヒナゲシとはどの花を指すのか?

「ナガミヒナゲシ」はポピーの一部です。

ポピーという花の定義はとても広く、沢山の種類があるので「ナガミヒナゲシ」をポピーと読んでも差し支えないようです。

アグネス・チャン本人のブログを見てみると、ご自身のガーデニングで「ヒナゲシの花」を沢山育てているようで、色とりどり、様々な形のヒナゲシたちが花を咲かせていました。

つまりアグネス・チャンは広い意味で「ヒナゲシの花」を捉えており、ポピー全体をヒナゲシと呼んでいる可能性が高いです。

そうすると「ナガミヒナゲシ」だって立派に「ヒナゲシの花」ということになりますね。

難しい問題です

外来種というだけで危険視して敵視するのはいかがなものでしょうか?
確かに生物多様性理論は正しいと思いますが、それはあくまで自然に地球が回っている状態でのこと。
今は人間が制覇している特殊環境なのですから、動植物たちはなりふり構ってられないのだと思います。

人間によって引き起こされた環境破壊により在来種が弱り、その隙をついて覇権を握ろうとする外来生物の自然な動き、大古の昔から続く競争原理が働いているだけですから。

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人間が作った彩りゼロの味気ない都会の中に一色の彩りを添えてくれる可憐な存在。
私は温かい目で彼らを見守っていきたいと思います。

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