みんな大好きシマノ磯竿の名竿「ホリデー磯」人気の理由まとめ

子供からお年寄りまでみんなが愛してやまない教祖的な磯最強ロッドをご存知ですか(笑)。

それがシマノの磯竿、「ホリデー磯」です。今回はなぜこの竿が長いこと多くの釣り人たちに愛され支持を集めてきたのか?そしてこの竿を使うとどうなるのか?に焦点を合わせたいと思います。

まぁ早い話が「安くて使える」ということなのですが、それにしてもこのアイドルっぷりは異常です。その秘密に迫り、まとめたいと思います。

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ホリデー磯ってどんな竿?

ホリデー磯。休日の磯。なんて安っちいネーミングでしょう。ハッキリ言ってかっこ悪い。安直。まるで忙しく働く日本のサラリーマン用に作られた安物貧乏竿という感じ。これは初めてホリデー磯を知った時の私の感想です。なんて酷い偏見でしょうか(笑)。

ホリデー磯はシマノの最廉価クラスに当たるロッドです。少し前までは最も安いロッドだったのですが、もっと安いランドメイトが出てからは2番目に安い磯竿になりました。だから一時ホリデー磯の存在感が薄れたのですが、ランドメイトが途中で値上げしてしまったため、それ以降は再びホリデー磯のお得感が増しています。

因みに両者の違いは塗装とリールシートのみです。お店の売値で1000円ほどしか違わないので、デザインの気に入った方を買えば良いと思います。でも今回はホリデー磯の凄さを語る記事ですので、ランドメイトは一旦置いておいてこのままホリデー磯講釈を垂れ続けます。

 

まず、上の私の偏見を訂正します。ホリデー磯は歴史ある磯竿です。もう何代も世代交代しており、最新のホリデー磯は2017年7月にデビューしました。その前はホリデー磯Rというモデル、そのまた前はホリデー磯XTというモデルで、どのモデルも沢山の釣り愛好家に愛され続けた竿でした。

なぜホリデー磯は全国の釣り人達に支持され続けたのか。それは以下のポイントがあったからです。

  • コスパに優れている
  • 軽くて扱いやすい
  • シマノブランド
  • 幅広いラインナップ
  • ホリデー磯というネーミング

一つずつご説明していきます。

コスパに優れている

ホリデー磯の凄さ。それはなんといっても費用対効果が高いという点につきます。わがままな釣り人達の不満を解消すべく、ほんといいとこついているのです。たかが釣りという趣味において、安さは正義です。この超高精度加工大国日本の上場企業が製造を監督するロッドで魚を釣るということに対する品質が劣る竿など皆無ですから、安かろう悪かろうはほとんどありません。今時メイドインジャパンを購買基準にしているのは頑固なお年寄り世代だけですからね。

権威性やブランド力や細かい装飾の仕上げにこだわるサラリーマンの出世競争欲丸出しの恥ずかしくて小さくてうっせー釣り人(以前の私)はその分馬鹿みたいにクソ高いコストを払って高級竿を買ってなでなでしていれば良いと思います。いいから魚釣れよと昔の私に言いたい。

軽くて扱いやすい

次に軽さ。ホリデー磯よりも軽い竿は沢山存在しますが、ホリデー磯は価格が圧倒的に安いですから比較になりません。メジナなどの磯上物釣りは長時間片手で竿を支え続ける釣りです。その時持ち重りするような竿は、どんどん憎たらしく感じるようになり、最後はヤフオク行きになる運命です。正直せいせいします。

でもホリデー磯は釣り人の期待を裏切りません。標準の1.5号530モデルで205g、個人的おすすめの1.5号450モデルで150gです。実際持つと超軽いです。ロッド自体も細身設計ですから風の抵抗も受けにくく、実釣でも快適に扱うことができます。

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これはホリデー磯のブランクスが比較的品質の高いものが使われていることが大きいです。このクラスでは考えられないほどカーボン含有率も高く、他社の竿よりも柔らか目に作られていますが、問題なく魚を捕ることができるパワーを持ちながら軽さを兼ね備えるという絶妙な味付けです。

シマノブランド

そしてシマノブランド。ここでいうブランドは、周りから一目置かれるという意味の承認欲求を満たすという意味のブランドではありません。ここでいうブランドとは、一流企業シマノの商品ですから全国に広く流通していて、ロッド本体も修理パーツも合わせ、何時でもどこでも安く手に入れることができると言う意味の安心安定信頼と実績のシマノブランドという意味です。

大抵どこの釣具屋でも置いてありますから、みんなに認知されています。認知されている商品はどんどん売れるのが日本の特徴です。極論、日本の磯釣りにはホリデー磯さえあれば他は必要ないと思えるぐらいの支持率です。あくまで極論ですよ。

幅広いラインナップ

そしてラインナップの広さ。およそ日本ほどさまざまな釣り方がある国は存在しません。黒鯛一匹取ってみても、一体全国に何種類の釣法があるのでしょうか。数え切れません。そしてその釣法にはそれぞれ最適な竿が存在します。山形の武士の間で広まったと言われる庄内竿などは有名ですよね。

だから釣り具メーカーは大変です。大変欲張りな全国の釣り人達のリクエストに答え、沢山の種類の竿を作らないといけないのですから。売れなかったら在庫になってしまいますから、メーカーにとっても一モデル内のラインナップを増やすことは大きなリスクです。

でもメーカーは自社製品が釣り人に愛されているから作ります。そう、ホリデー磯のラインナップの広さは、シマノから釣り人へのラブコールなのです。思いっきり釣りを楽しんで下さいという感謝の思いが溢れています。

 

論より証拠。この下のホリデー磯のスペック表を見て下さい。

出展:http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/4882

ぎょっへぇ~~!!というほどの種類の多さです。普通ロッドというのはオーソドックスなラインナップからスタートし、人気が出てきたら後からラインナップを少しずつ増やすという戦略を採るのですが、ホリデー磯はいきなり前回MAXフルパワーです(笑)。

各詳細です。4m~5.3mクラスの竿は主に浮き釣りやサビキ釣り用です。2号300・350、3号300・350はMAX錘負荷15号の、主にチョイ投げ用です。その中でも300モデルはルアーロッドでいうコンパクト振り出し10ftロッドに相当する竿ですから、様々な釣りに対応できるバーサタイルロッドとなります。

さらに遠投カゴ釣り対応の3号~5号や、穂先が白いアオリイカモデルまで勢揃いしています。

これも確実に需要があると踏んでの強気展開なんですね。同じような価格帯に位置するライバルであるダイワのリバティークラブ磯風やリーガルも、さすがにここまでのラインナップは揃えていません。ホリデー磯恐るべし。

ホリデー磯というネーミング

最後はホリデー磯というネーミングです。あれ?と思われましたか?そうです。上であれほどホリデー磯という名前に対しバッシングしておきながら、ホリデー磯をホリデー磯たらしめる最大の要素は、この安っちいネーミングにあったのです!

日本を支えるお父さん。その8割がサラリーマンです。サラリーマンが釣りに行ける日は…。そう、土日の限られた休日、つまりホリデーなんですね。釣り好きなお父さんの思考はこうです。

ああ、次に釣りに行ける日は来週の土曜だなぁ。待ち遠しいなぁ。早く土曜にならないかなぁ。いっそのこと、平日なんか消えて無くなって毎日が休日だったらいいのになぁ。ああ、土曜が恋しいなぁ。土曜土曜土曜休日休日休日ホリデーホリデーホリデー…。

ああ、かわいそうなニッポンのお父さん。ホリデーというネーミングには、サラリーマンの悲痛な叫びと、そこに差し込む一筋の希望の光を表しているのです。楽しくて美しくて豊かな桃源郷。それがホリデー。だからHOLIDAYという印字を見た時、多くのお父さんの胸が騒ぎます。ウズウズするのです。そして竿が売れていきます。

これが逆にマンデーというネーミングだったらどうでしょうか。月曜という竿です。明るく元気に通勤快速!なんてキャッチコピー付きで。これでは恐らくシマノの力を持ってしても、月間で1本も売れないでしょうね(笑)。

 

以上がホリデー磯の凄いところです。

次はホリデー磯を支持する有権者たちを見てみましょう。

磯釣りでも始めようかな。というビギナーをロックオン!

ホリデー磯の潜在力を把握したら、今度は購買層を見てみましょう。ホリデー磯は幅広い客層からウケています。なぜでしょうか。まずはビギナーからです。

これから磯釣りにでもチャレンジしようかなという若い世代は、まず竿の評判をネットで調べることでしょう。その時ガンガンに検索ヒットするのがAmazonのレビューです。そこには高評価を取りまくっているホリデー磯とランドメイトの勇姿を見ることができるでしょう。

もちろんダイワ勢も魅力的な竿が沢山あります。でもホリデー磯の歴史には敵いません。シマノは同じ名前をずっと使い続けるメーカーです。ファンの気持ちを大切にします。ダイワの革新的スタイルも好きですが、釣りはもっとノスタルジックなものだと個人的には思います。特に磯カテゴリーはそうですね。

すっかりホリデー磯の実績を信用した磯釣りビギナーは、ホリデー磯とランドメイトにロックオン!と思いきや、ロックオンされているのは釣りビギナー自身です(笑)。私もシマノにロックオンされました。そして幸せになりました。ホリデー磯は恐ろしい竿です。

磯竿などなんでも同じだ。という玄人をロックオン!

磯釣りを長く楽しんでいると、そのうち自分の型が現れます。釣りへのこだわりですね。そして道具も仕掛けもよりシンプルになっていきます。そんな時、凝ったリールシートや高級ガイドなんてどうでもいいという境地に達した釣りベテラン達が誕生します。

彼らの目は本物です。長年釣りをしているだけあって、その選球眼は釣り以外の人生をも巻き込んで磨かれてきたものであり、無駄なものにはお金を掛けません。しかし安物買いの銭失いにもならないよう、自分の道具を最適化していきます。そんな彼らが選ぶのが、シマノのホリデー磯なのです!

ヤフー知恵袋などでも、釣りビギナーにこの道20年以上の釣りベテランさん達が数々の助言を残していますが、その中でも多く勧められているのがホリデー磯です。軽くて使いやすくて魚もしっかり獲れる竿として絶賛されています。そしてその評価は長年変わらないのです。これは凄いことです。

こうして玄人層からの票も数多く獲得しているのがホリデー磯という竿です。

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唯一の奇抜な変態カラーをシックなモノトーンにイメチェンし、正に死角なし!


出展:http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/4882

長い歴史を持つホリデー磯の唯一にして最大の弱点、それはデザインでした。昔私がホリデー磯ではなくランドメイトを選んだのは、ホリデー磯の奇抜なカラーリングにどうしても馴染めないという理由からでした。ランドメイトも一見派手なゴールドに見えますが、実際見るとけっこう落ち着いたメタリックオレンジです。

先代のホリデーであるホリデー磯Rを見てみましょう。

ホリデー磯R

黒に茶色に小豆色に黄土色にシルバーというちょっと意味不明なカラーリングです。バドミントンの鉄製安物ラケットのようなカラーリングだったのでどうしても買う気が起きませんでした。でもこれが良いという人もいるし、実際売れていたので何も言えません。

さらに先々代代のホリデー磯XTはどうでしょうか。

ホリデー磯XT

こちらはまだOKかなというカラーリングです。それがこうなりました。

2017版ホリデー磯

普通にシックで飽きの来ないデザインで好感が持てます。私はどんなリールにも合うしどんなシチュエーションでも浮かないグレーのロッドが大好物なんです。シマノデザイン部の皆さん、そしてGOサインを出したTOPの方々、ありがとうございます。

このようにカラーリングを大幅に変えてくるホリデー磯ですが、実はモデルチェンジの度に少しずつ、釣り人が気付かない範囲でカーボン素材を刷新しているそうです。まるで長年繁盛しているラーメン屋の味のようですね。

モノトーン路線変更のシマノ

2017年のシマノロッドはこのようなグレー調のモノトーンカラーが多く使われているようです。ホリデー磯遠投はもちろん、同じくシマノの名竿「ホリデーパック」や、

2017版ホリデーパック

出展:http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/657

これまたシマノの名竿「ホリデースピン」、※先代はホリデーショートスピン。

2017版ホリデースピン

出展:http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/711

さらには船エントリー竿の「早潮」まで…

2017版早潮

http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/4859

みんな落ち着いたモノトーンカラーになっています。これはボーダレスの大成功を生かした作戦でしょうか。それとも日本経済が下火になっているからでしょうか。どちらにせよこのような質実剛健カテゴリーのロッド達の地味路線変更は、私は大歓迎です。昔のホリデーパックのブルーも好きですけどね。

 

どうでもいいですけどシマノのホームページに関して一言。無駄がなくて親切設計のタックル達と比較して非常に見辛いと思いませんか。ロッド一覧から画像をクリックすると商品詳細ページに飛ばず邪魔なポップアップ画像が出てくるし、肝心の商品詳細ページでは、いちいちスペック表を+押して展開しないといけないなんてユーザーを無視していませんか?スマホユーザー狙いのページ構成だとしても不評だと思いますけど、どうなんでしょう。

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ホリデー磯は釣り好き日本人にとってもはや生活必需品の域にある竿だ

ホリデー磯。それはあなたの釣り人生において、生活必需品のような存在です。メガヒットではないベストセラー。あって当たり前。無ければ不便で仕方ない。まるで醤油や割り箸のような、そんな境地にある竿です。

私は時々、手持ちの磯竿や投げ竿やソルトルアーロッドを全て処分して、ホリデー磯に統一してやろうかという衝動に駆られることがあります。なぜでしょう。それは心の何処かに、ホリデー磯に対して潔さを感じているからだと思います。見栄や体裁などが一切含まれていない、汚れた貪欲な大人としてつい忘れがちになってしまう純粋無垢な釣りへの好奇心を大切にできる道具だと思うからです。

釣りはどんな道具を使おうが自由です。でも自由とは自らに由ると書きます。つまり他人の目など気にせず、自分の心に正直になって大いに人生を楽しむということになりますよね。そんな人生を謳歌している人を見ると、つい近くに寄ってお話を伺いたくなります。ホリデー磯はそんなオーラを纏っているとは思いませんか。

2017年は、改めてシマノを見直す年になりそうです。

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