ダイソーの観葉植物に生えた白カビ対策。初心者向けの予防法について

ん?なんだこれは…土が白いぞ?
これはもしかして…
ギャー!!
ダイソーで購入した300円観葉植物のテーブルヤシに、なんと白カビが発生してしまいました。そしてなんと小バエまで発生!!気に入ってたのに!
ここでは、もしあなたが購入した観葉植物に白カビが生えたらどうすればいいか?、そもそも生えないようにするにはどんなことに気をつけたらよいか、小バエ対策は??これら観葉植物などの園芸初心者にとってあるあるの悩みについて、半泣き顔で私が園芸ショップの店員さんに原因と対策を詳しく聞いてきたので、分かりやすく要点をまとめまてみました。
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Contents
土が白くなった!私のテーブルヤシの症状と実行したこと
まず私のテーブルヤシの症状ですが、ダイソーで買ってきて、一度だけ水やりをしてから何もせずに2週間ほど経過した頃、気づいたら土の表面が白くなっていました。
「あれこれってもしかしてカビ? 」ついでになぜかコバエも増えたようです。カビとコバエ。どちらも何か関係がありそうです。ネットで色々と検索してみたところ、土の栄養分と水やりに何か原因がありそうでした。
これ以上を突き詰めても素人の私にはお手上げ状態だったので、園芸店に駆け込み、店員さんに聞いてみました。そこでいろいろなことを教えていただいたので、まとめてみました。
白カビ生えても大丈夫!原因と対策
まず白カビが生える原因ですが、有機質の栄養があるとカビるようです。有機質とか急に聞いてもわかりませんよね。どうやら植物が吸収する栄養には、有機質のものと無機質のものがあるようです。普通お店で買ってきた観葉植物の土は、有機質の栄養がたっぷり入っているそうな。だから買ってきてわずか2週間ほどで、カビが生えてしまったというのです。
本来雪質の栄養は植物にとっても良いものなのですが、カビにとっても良い栄養となるため有機質がたくさん含まれている土にはどうしてもカビが生えやすくなります。じゃあどうしたらいいのか?対策はいくつかありますが、1つずつご説明していきましょう。
まず肥料そのものを有機質ではなく化成肥料のものに変えます。化成肥料とは下の画像のような肥料のことをいいます。
こういった錠剤のようなものを土の表面に一定置いておけば2ヶ月ほど持つようです。この化成肥料なら有機質と違ってカビの栄養源にならないため、カビが生えにくいと言うわけです。なお、化成肥料は2ヶ月たっても完全になくなるわけではないため、交換時期が来たら残骸を取り除いて新しいものを乗せておきましょう
白くカビてしまった土はどうしたら良いかというと、火で炙ったり、アルコールで消毒するとカビの胞子を根絶することができるようです。どんな家庭にもライターがあると思います。かびてしまった土の表面にセンチから2センチほどを別のお皿に取り出し、チャッカマンなどの手が熱くならないタイプのライターで土の表面を炙って消毒しましょう。お皿がなければ、耐熱クッキングシートでも大丈夫ですよ。消毒後の土は再利用ができるため、プランターの中に戻しても結構です。ただし、私は後述するレンガを新たに入れるため、カビてしまった土は廃棄しました。
ここで注意点ですが、いくら白カビが生えてしまって気持ち悪いからといって、土を全部交換してはいけません。なぜなら高確率で植物が調子を崩してしまうからです。
植物にとってその地と言うのは生まれた時からある当たり前の存在。私たち動物と違って自由に移動することができない植物は、体の周り、特に根の周りにある土と言うのは大事な存在であり、これらの土を取り替えてしまうと、すこぶる調子が悪くなってしまうのです。
カビの胞子は常に空気中などを漂い、湿り気のある土などに付着して増えます。だからここで対策。細かく砕いたレンガを土の上に被せておきましょう。
私はこのようなものを店員のオススメで購入しました。画像左側のレンガを砕いたものです。
土の表面にレンガを乗せておくと、カビの胞子が付着しても栄養がないのでカビにくくなるそうです。ついでに化成肥料も一つのせておきましょう。レンガと相まって見た目もなんだか可愛いので、お気に入りです。
水やりをするとレンガが湿るので、土の乾燥度がわかりやすく、ある程度水やりの間隔が分かるようになります。
小バエ対策!
テーブルヤシの周りを飛んでいた小バエですが、白カビ対策後に自然といなくなりました。やはり小バエを引きつける腐敗臭というか、ニオイ成分が関係していたのでしょうか。今回のケースでは、白カビと小バエがセットだったということが分かりました。先に白カビ対策です。
果物が傷んでいる時は、原因を除去しないといつまでたっても小バエ減りませんしね。
これから観葉植物を買ったら気をつけようと思ったこと
私のテーブルヤシは、パソコンデスクの上に置いてあるノートパソコンの間横に置いておきました。そのため、常にノートパソコンからの熱風がテーブルヤシに当たっていたようで、それは植物にとって良くない状態なんだそうです。
パソコンに限らず、植物は人工物の側に置いておくと調子が悪くなるので、エアコン、テレビ、電話機などなど、どこの家庭にでもありそうな家電からなるべく植物たちを遠ざけることが必要なようです。パソコンの熱風は顔にドライヤーを当てているようなもの。考えてみればかわいそうなことをしていました。
テーブルヤシやローズマリーは木の部類になるので、しっかり水をやってしっかり乾かすのが良いそうです。草の場合は水が切れると萎れてしう点では、木の部類とは性格が違いますね。またしっかり水をあげることで、土の中に十分な空気を含ませることになるそうな。なるほどねー、水やりにはそんな意味もあるんですね!
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まとめ
比較的育てるのは容易で、初心者向けと言われているテーブルヤシですら満足に育てられなかった自分。
今回カビが生えて慌てて園芸店に駆け込み、店員さんに親切にいろいろ教えていただきました。我が家のテーブルヤシ、変ですがヤッシーと呼んでいます。このヤッシーを無事に元気に大きく育てることができたら、次の観葉植物にもチャレンジしてみたいと思います。
追記 20210810
レンガを入れてから3年後、レンガの上に白カビが生えました。表面のレンガを取ってクッキングシートに移し、チャッカマンで炙った後に鉢に戻したところ特に問題は起きていません。今回は防カビ剤としてレンガに濃度5%のハッカ水を吹きかけておきました。
カビが生えた原因は、水やりを忘れていてテーブルヤシが弱ってしまったスキにやられたという感じです。加えて1年以上肥料も入れていなかったので、きっと調子を崩していたのでしょう。ごめんよヤッシー。
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