サーフトローリングのタックル選び。非力な女性がなんとか遠投してワカシをGETするには②

前回、うちの奥さんとサーフトローリングに行って、タックル構成に課題が残ったので、湘南海岸でリベンジしてきました。

結果、魚は釣れなかったけど飛距離は伸びてタックル選びは成功でした。

サーフトローリングのタックル選び。非力な女性がなんとか遠投してワカシをGETするには①

スポンサーリンク

Contents

非力な女性でも柔らか目の投げ竿ならそこそこ飛ばせることが判明

今回使ったロッドはリバティークラブ・サーフT15号-360・Kです。これは投げ初心者や女性、子供などに最適な、短め柔らか目のロッドです。対象魚もチョイ投げで釣れるような魚を想定しているようです。錘負荷は6号~15号です。お店で6,000円を切る価格なので、躊躇なく投げ倒せる素晴らしい竿ですね(笑)。なんだか気分が爽快です。

前回のサーフトローリングでは、奥さんの力では錘を最適化してもダイワの3号45mの遠投磯竿を振り切ることができず、また9ftのシーバスロッドでは素早く振り抜くことができない点がネックとなり、どちらも40mそこそこの飛距離でした。あと10m飛べばワカシGETという状況だったので、釣らせてあげることができずとても残念でした。

しかし今回は柔らか目のグラス投げ竿。そう、あえてのグラス竿です。カーボンロッドと比べてグラスロッドはゆっくりパワーを溜め投げることができます。つまり誰でもそこそこの距離を稼ぐのにうってつけな味付けなのです。一般的に力のある男性がグラスロッドを使うと、カーボンロッドの方があと一歩どころかあと3歩ぐらいカーボン+腕力で飛ばせそうな雰囲気で物足りないのですが、固いカーボンロッドでは女性は振り抜くことができず撃沈します。

前回もそうですが、正確な飛距離を知るためにファイヤーラインカラードの1.2号200mを2SET購入しました。本来はジギング用のファイヤーラインですが、10mごとのカラー分け付きで根ズレにも非常に強くラインに張りがありよく滑るので、投げ専用PEよりもサーフトローリングで扱いやすいです。しかもAmazonなら安い。もうこれからラインはこれ一本にしようかな。

バークレイスーパーファイヤーラインの評価とおすすめノットの結び方

リールはワールドスピンCF3000を使いました。スプール径が大きめで自重も軽いので、女性でも十分に扱えます。ファイヤーラインのカラー分けをすぐに見分けられるように、スプールにカラー表示を貼り付けてみました。後で奥さんに聞いたら、これは釣り場でとても役に立ったようです。

リバティークラブ・サーフT15号-360・Kは一番安いタイプのLSリールシートが装着されていますが、ワールドスピンCF3000のリールフットとマッチしているようでしっかりセットできます。※投げる時は弱冠ブレますが。

サーフTはシマシマ模様で結構カッコイイです。ルアーロッドよりは重いですが、投げ竿だと思えば非常に軽快な竿です。

リバティークラブ・サーフT15号-360・K+ワールドスピンCF3000+PE1.2号で投げた結果

リバティークラブ・サーフT15号-360・KはMAX錘負荷が15号なので最初は12号重りから試してみました。私が投げると70mほどでした。やはりグラスロッドなのであと一歩が物足りないです。ロッドをグンと曲げきって、そのあとの反発力が弱いという感じでしょうか。8割以上の力を出して振り切ってもあまり飛距離が変わらないという印象でした。

しかし、奥さんが投げたところ飛距離は50mでした。なんと前回よりも10mもアップしました!あれだけ投げ方を工夫しても40mがやっとだったのに、タックル変えただけで大幅に伸びました。嬉しいです。リバティークラブ・サーフT15号-360・Kよくやった!ちょうど磯竿とルアーロッドの中間のような感覚で扱えるようです。

試しに15号重りに変えて奥さんが弓角を投げてみました。結果は変わらずの50m。重ければ良いという訳ではなさそうですね。10号重りだと流石に少し飛距離が落ちました。女性が疲労無く投げ続けられる重さとして、12号が適正のようです。第一精工のジェット天秤は、15号から天秤部分が大型化します。12号まではチョイ投げという分類なのでしょうね。分かる気がします。

 

次にリバティークラブ・サーフT15号-360・Kに30gのルアーを付けて私が投げてみました。投げたのはギアラボさんのショアフリップ。

ショアフリップ30g

飛距離は60mでした。

 

今度はショアフリップをルアータックルでも投げてみました。

9ftシーバスロッドとシマノC3000

結果は変わらず60m。

つまり、軽いルアーを投げ続けるのなら、軽いルアーロッドの方が疲労が少なくて良いというわけですね。

各タックルの飛距離まとめ

最大飛距離の結果をまとめてみます。

軽量級サーフトローリングタックルの中で私は磯竿が最も飛び、奥さんは投げ竿が最も飛びました。同じタックルなのに投げる人によって合う合わないがあるという結果になりました。これだから釣具選びは奥が深い。

遠投磯竿3号45m15号負荷+ダイワ3000番リール+12号錘 90m
投げ竿3.6m15号負荷+ダイワ3000番リール+12号錘 70m
ルアーロッド9ft+シマノ3000番リール+10号錘 60m
奥さん 遠投磯竿3号45m15号負荷+ダイワ3000番リール+12号錘 40m
投げ竿3.6m15号負荷+ダイワ3000番リール+12号錘 50m
ルアーロッド9ft+シマノ3000番リール+10号錘 40m

今回はワカシの群れが入ってこなかったので、魚を釣ることができませんでした。前回投げ竿タックルがあれば、もしかしたら奥さんは青物をGETできていたかもしれません。

世の中には本格的な投げ竿タックルやサーフトローリングタックルを紹介しているものが沢山ありますが、上記のように非力な女性や子供がなるべく遠くに仕掛けを飛ばせる丁度良いタックルの組み合わせについて書かれた媒体がとても少ないです。この結果がこれから奥さんやお子さん、彼女さんにサーフトローリングを楽しませてあげたいというお父さんや彼氏さんのお役に立てたら嬉しいです。

大切な人が喜ぶ顔を見るのは、とても幸せなことですからね。

 

このリバティークラブ・サーフT15号-360・Kを防波堤に持っていって、本来の用途である腰掛けたのんびり投げ釣りなんかもやってみたいですね。安くて良い竿を買ったと思いました。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly
合わせて読みたい記事です

自然探検☆水の惑星アウトドア紀行

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサーリンク




プロフィール

プロフィール1
↑ 詳しいプロフィールは画像をクリック
自然が大好きなセイゴと申します。趣味は釣りです。そんな私が地球を取り巻く様々な自然の話をしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

ページ上部へ戻る