シマノリール「セドナC3000HG」カスタム・ウォータープルーフドラグ化

前回弱点が発覚したシマノのリールセドナC3000HGですが、カスタムパーツが届いたので装着してみました。
今回のカスタムでエントリーリールでありながらセドナC3000HGはウォータープルーフ仕様になりました。
嫁用に買った味のあるシマノリール「セドナC3000HG」のインプレ
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まずはカスタムパーツをシマノに注文
シマノパーツカタログリストからめぼしいパーツを物色、09レアニウムCI4C3000に目星をつけ早速パーツを注文しました。
私はシマノパーツを注文するときは家の近所の上州屋に頼んでいます。上州屋はシマノと関係が深いのでいつも助かっています。因みに頼んだパーツは以下の3点です。
- ドラグツマミ組
- 音出シバネ
- 音出シピン
シマノのパーツはお店で注文すると、シマノの営業さんが定期巡回のついでにパーツをお店に届けてくれます。よってそのタイミング次第で手元に届くまでにある程度期間のズレが生じるようです。ちなみに今回は8日ほどで到着の連絡が来ました。
届いたカスタムパーツをセドナに装着、ウォータープルーフ化
こんな感じで個装されています。
袋から出してみました。とても小さなパーツです。
ドラグツマミを並べてみました。
左が09レアニウムで右が15セドナです。
こんな感じでレアニウムドラグツマミ組にはゴムパッキンが装着されています。これで500円です。
さっそくレアニウムツマミのゴムパッキンを外してみます。
ぽろりと簡単に取れます。続いてゴムパッキンをセドナC3000HGのドラグトップに入れてみます。
うん、問題ないですね。
続いてゴムパッキンをセドナのドラグツマミに装着します。
これで15セドナC3000HGウォータープルーフドラグ仕様が誕生しました。なんて簡単なんでしょう。
続いてベール音出し化
シマノ製リールはベールを起こすと「カチッ」と音がなりますが、この音出し機構はナスキークラス以上から装備されるものです。つまりサハラ以下はコストダウンのために省略されているのですが、私は音が鳴った方がベールを起こしたときのカッチリ感が増すので好きです。
※これは16ナスキーのパーツリストです。24と25のパーツですね。
幸いセドナのローターの金型設計は他のリールと共通のようで音出し機構を入れるための穴だけはありますので、小さなパーツを挿入するだけで音出し化が可能になります。
ではさっそくベールをばらしていきます。ネジ一本外せば穴が見えます。このとき油断するとアームカムバネがポロリしますので慎重に作業して下さい。
音出シバネと音出シピンを入れます。
これでベール開閉時に「カチッ」と小気味良い音が鳴るようになりました。わずか200円でできる気分が良くなるカスタムです。
これでセドナC3000HGは0.5クラスぐらい上のリールになりました。(笑)今後の活躍が楽しみです。
最後に
シマノのリールはこのように細かいカスタムを自由自在に行うことが可能です。ステラ・ツインパワークラスやレバーブレーキモデルなどになるとパーツ点数も大幅に増え面倒くさくなるのですが、エントリーから中堅クラスのリールはいじるのが楽しいです。
今回はセドナをナスキーに近づけよう作戦でしたが、シマノパーツを受け取りにお店に行った時16ナスキーが展示されていました。
うん普通にスタイリッシュですね。この価格でコアプロテクトやHAGANEギア搭載、スリムフィットボディよりはいくらかスタイルがましになったGフリーボディなど購買意欲を擽られますが、なぜハンドルが金色??正直ケバいです。本体が綺麗な深いブルメタなのに金色ハンドルのお陰でイマイチな印象です。
まぁ私はコアプロテクトもHAGANEもX-SHIPも付いてない05エアノスを長年問題なく使っているぐらいですからセドナクラスで十分なんですけど、もう少しナスキーがカッコよかったらこっち買っていたかもしれません。釣りは趣味の遊びであり私は「リールは感性で買うもの」だと思っていますので。(笑)
そう思うとやっぱりリールは味わいある地味なカローラクラスが好きですね。いちいち注文がうるさい奴ですみません。
追記 セドナのドラグ防水が完璧になりました
ウォータープルーフ仕様になったセドナを使った後、いつものようにシャワー洗いしてみたところ、ドラグ内にはまったく水の侵入が見れませんでした。抜群の効果に大満足です。
手持ちの他のシマノ上位機種C3000(防水ドラグ)ですら多少の水の侵入があり、長年使っていることもあってドラググリスが多少乳化しているのですが、セドナは大丈夫そうです。ゴムパッキンおすすめです。
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