渓流ルアーロッド選び 初心者に最適な長さとテレスコの利点

初心者が最初に買う渓流ルアーロッドはテレスコピックで決まり!
私はそんなこだわりがあります。なぜ渓流ルアー初心者はテレスコピックロッドなのか?メリットとデメリットは?テレスコ買うと幸せになれる理由は?今回は初めて渓流ルアーフィッシングをやってみようというビギナーなあなたに最適なロッド選びについて私なりの考察をお話していきます。
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Contents
渓流ルアー初心者にピッタリなロッドとは?
今日から渓流ルアーを始めたい!そんなあなたにうってつけのロッドがあります。それは6フィート前後のテレスコピックロッドです。テレスコピックロッドとは振り出し式のロッドですね。それではなぜ渓流ルアー初心者の最初の一本にテレスコロッドが最適なのかをご説明します。
渓流ルアー初心者は他の釣りも楽しみたい
日本の渓流ルアーフィッシングはどこもシーズン限定の釣りになります。大体3月上旬から10月いっぱいまでの川が多いです。これは渓魚たちの産卵期の乱獲を防ぐためという理由です。まずはタックルやテクニック以前にここを意識しないといけません。
つまり渓流ルアーフィッシングは一年中楽しむことができないのです。初心者がいきなり専用ロッドを買ってもいいのですが、あまりにも渓流に特化したロッドを買ってしまうと冬の間ロッドはタックルケースの中に眠ることになります。
そこで私は何にでも使えるテレスコピックルアーロッドをおすすめします。これなら冬季に手持ち無沙汰になることもないし、もし渓流ルアーフィッシングに飽きてしまったとしても他の釣りに色々末永く使えます。
最初のロッドは6フィート前後の長さが最適
なぜ渓流ルアーフィッシングで使うロッドは5~6ftが多いのでしょうか?それは日本の山岳渓流の川幅が狭くそんなにロングキャストする必要がないという点がひとつ。そしてもうひとつは木で入り組んだ渓流を攻めるのにロングロッドではキャストの邪魔になるという点があります。
小さな川で後ろに木が生えてるのに7ft以上のロングロッドを振り回してたらあっという間にルアーが枝に絡みますので釣りが成り立たないです。それにピッチングなどで岩と岩の間を狙うピンポイントキャストを決めるのには6ft以下できれば5ft台のロッドがとても使いやすいのです。どんな釣りでもそうですが、ロッドは基本短いほうが扱いが簡単です。
ファーストテーパーのウルトラライト~ライトアクションを選ぼう
テーパーとはロッドの曲がり具合を指します。調子と言います。スタンダートとされているのがファーストテーパーで7:3の曲がりです。これよりもロッド全体が曲がる6:4とかになるとミディアムテーパー、さらにスローテーパー、反対に8:2とかはエキストラファーストテーパーと言ったりします。
初心者はファーストテーパー~レギュラーファーストテーパーと書かれたものを買い求めましょう。これらの7:3調子はキャストしやすいためコントロールが利き手感度も良好です。大手メーカーのエントリークラスのロッドは大体これらのアクションです。
次にアクション=硬さです。ルアーロッドはウルトラライトアクション、ライトアクション、ミディアムライトアクション、ミディアムアクション、ミディアムヘビーアクション、ヘビーアクションと分かれ、どんどん強くゴツく重くなっていきます。
管釣りなどはXUL(エキストラウルトラライトアクション)とかSUL(スーパーウルトラライトアクション)とか早口言葉大会のような横文字のエキスパート用ロッドがあったりしますが今は無視してよいでしょう。トラウト系にはウルトラライトアクションが最も幅広く使えますので最初はULと書かれたものを買いましょう。
気を付けて頂きたいのが同じL表記でもバスロッドと渓流ルアーロッドとでは全然固さが違います。テーパーやアクションはあくまでも目安、メーカーやカテゴリー、ロッドの製品シリーズによっても結構違います。
だからLと書かれた固めの渓流ルアーロッドとULと書かれた柔らかめのバスロッドのフィールが似ているなんてことも起きます。ただ初心者はそもそもロッドのスタンダードを知りませんから、汎用性の高い「なんでもロッド」を一本買って基準にすると良いでしょう。
渓流ルアーも中級~上級者になってくるとわざと柔らかいスーパーウルトラライトアクションのスローテーパーロッド選んで魚の引きを楽しんだりしますから、あなたも慣れてきたらSULと書かれた管釣り特化仕様のロッドを買えば良いと思います。
2ピースよりもパックロッド!
ルアーロッドは継ぎ目のない方がより素直な曲がりになるため釣味も飛距離も軽さも感度も良い傾向があります。そのためバストーナメンターはみんな1ピースロッドを使います。ではなぜ私は渓流ルアーフィッシング初心者にパックロッドであるテレスコピックロッドをおすすめするのか?それは機動性です。
時に藪漕ぎしたり岩をジャンプしたり急斜面をへずったり木のトンネルを潜り抜けたりする渓流ルアーフィッシングでは長尺のロッドが邪魔で邪魔で仕方ありません。それどころか運悪く躓いた拍子にロッドをぶつけて思い切り折ってしまうこともあり、即ゲーム終了で帰宅となります。それではあんまりですよね。
渓流では1ピースは論外ですが、2ピースでも邪魔です。湖のように開けた場所でバスフィッシングならよいのですが…だから私はパックロッド特にテレスコピックロッドをおすすめするのです。
パックロッドは2種類ある!
一般的に小さく畳めて携帯できるパックロッドには2種類あり並継ぎ式と振り出し式に分かれ、まとめてパックロッドと呼びます。その中でも振り出し式のものをテレスコピックロッドと呼び並継ぎのものをマルチピースロッドと呼びます。
両者の違いですが、並継ぎの方が細身でロッド自体の性能は高いです。振った感じもカッチリしてます。状況が許せばこちらのほうが良いのですが、難点はバラバラになるため扱いに気を使うということです。
渓流は足場の悪いところが多く、移動のたびにロッドをバラしていてはフットワークが鈍くなりますし第一面倒です。ところがテレスコピックロッドなら撤退もスムーズでルアーを装着したまま移動できますから、次のポイントでもロッドをアンテナのようにニョキッと伸ばしてすぐに戦闘態勢に入れます。そしてここが一番釣果を分けるのです。
確かにテレスコピックロッドは2ピースロッドやマルチピースロッドと比較して飛距離や感度の面で不利ですが、ハッキリ言って渓流ルアーというジャンルではそれほど飛距離や感度は重視されないのでテレスコピックロッドで十分魚は釣れますし楽しいです。
渓流ルアー初心者はとにかく場数を踏むために沢山キャストすることになりますし沢山のポイント移動をすると思います。最初はウェーダーなんて無いでしょうからキャストできるポイントも限られてくるため一つのポイントで一通り攻め終えたら次へ移動を繰り返します。ここでテレスコピックロッドの本領発揮です。
フットワークの軽さを最大限に生かすことが渓流ルアー初心者の唯一の生き延びる道です。
渓流ルアーフィッシングテクニック③初心者が結果を出すためには?
おすすめエントリー渓流ルアーロッド
前置きが長くなりましたが、あなたは一体どんなロッドが渓流ルアーの最初の一本に最適なんだ?とお思いでしょう。ここで私がおすすめする最適なロッドがあります。それはこれです。
ダイワのエントリーテレスコピックルアーロッド、リバティークラブルアー5105TLFSです。このロッドは本来五目ルアーロッドなんですが、管釣り用のSULやXULといった超柔らかめのテクニカルロッドでは自然渓流の水の流れに負けてろくにルアーアクションを行えません。
かと言ってパワフルなバスロッドではちょっとつまらない。そんなところにジャストでハマるのがこのロッドです。初心者の渓流ルアーロッドとしてピッタリです。その理由をこの記事でご紹介しています。
ダイワリバティクラブルアー5105TLFSレビュー、ザ・五目ライトルアーロッド
このロッドならもし難易度の高い渓流ルアーに挫折したとしても、今後もあらゆる釣りに幅広く長く使えるのであなたのフィッシングシーンを盛り上げることに一役買ってくれることでしょう。
渓流ルアーフィッシングのポイントをまとめた特集記事はこちら
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