釣りは深刻な依存症や中毒になる快楽という要素を含む悪魔の趣味なのか

釣りは殺生…。
前回に続き、この永遠に結論が出なさそうなテーマについて以前に私が悩み、深く考えてみた結果をお伝えしています。
誰も答えを教えてくれなかったので、私は自分を見つめなおすことからはじめました。
前回の記事はコチラ
↓
釣りは殺生か?キャッチアンドリリースとイートの間で揺れる深層心理とは
※今釣りが好きで好きで仕方ない人は読まないほうが良いかもしれません。
あなたにとって、あまりにもショックなことかも知れませんので・・・。
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釣り好きな自分を俯瞰して見た時に浮き出てきた性質・・・
まず人間は普通、感情で行動します。
そしてその起こした行動を後から理由つけるために論理で固め理論武装します。
例として、まず魅力的な雑貨をついつい買ってしまい、後からその雑貨を購入した理由をこじつけるようなことです。
「きっとここに釣り人が自分の行いを正当化できない理由があるはずだ」
直感でそう思った私は、人が釣りにハマるメカニズムを調べるために心理学の本を読みました。
そもそも私は釣りの何が面白かったのか?何が魅力であんなにハマっていたのか?
生き物を殺める行為だってのに・・・これでは自然好きなんて人に胸張って言えないじゃないか・・・。
そんな葛藤に苦しんでいた私が目を付けたのは、精神科医が臨床試験で使う本格的な自分探しの本でした。
この本を読んで判明したのですが、
どうやら私はアドレナリンジャンキーらしいということでした。
アドレナリンジャンキー・・・
すごい言葉ですよね。
この時呼んだ本は「自分がわかる909の質問」というものです。
とてもショックでした。
自分がわかる909の質問 (サルバトーレ・V.ディダート )
このアドレナリンジャンキーという言葉は本来ビジネス用語(造語)で、来る日も来る日も仕事に明け暮れ、その労働自体が快楽になってしまった人たちのことを指すのですが、私もその気があるようなことが心理学の本に書いてあったので居ても立ってもいられなくなりました。
なぜなら、私の釣り好きという一面が何かの快楽を求め続けるジャンキーたちの姿と被ったからです。
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次に読んだ本は私を奈落の底に突き落とした!
「俺はただただ己の快楽を貪るためだけに魚を釣っていたのか・・・」
うろたえた私は脳みその仕組みになにか重大な欠点があるに違いないと思い、著者「中野信子」さんの「脳内麻薬」という本を読みました。
脳内麻薬・・・。
この本には悩む私にとってさらに衝撃的なことが書いてありました。
なぜ人はある特定のことに対して依存症や中毒になってしまうのか…脳内でより快楽物質ドーパミンが放出される仕組み…過食やセックス依存、ギャンプル依存、ゲーム依存などの深刻な症状のメカニズム…
それらの学習は、私が釣りにハマっていた理由を論理的に説明するに十分な内容でした。
なぜ私は食べもしない魚をひたすらあんなに釣りたいと思ったのか…。
その仕組みのヒントがこの本には書かれていました。
この現代社会には、自分では抜け出せなくなって時に人生を破滅へと向かわせてしまう恐ろしいことがいくつかあります。
それが過食、セックス、覚せい剤、ギャンブル、タバコ、アルコール、オンラインゲームなどです。
そのなかの、特にギャンブルと釣りが非常に近い存在だということをこの本を読んで私なりに解釈することができました。
それは、アンサーテインティ、不確実性です。
あなたは釣り中毒ではないですか?釣り人の脳内快楽物質ドーパミンとギャンブル脳の話
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