ダイワクーラーボックスベストセラー最後のモデル、クールラインⅱGU1600のレビューとチョイカスタム

久々にクーラーボックスを購入しました。ダイワの名品、クールライン2です。

このモデルは20年近くも同じ金型で製造され続け、その最後のモデルとなります。今回、往年の名品が姿を消すとあって、一人の釣り師として釣り界の歴史の1ページを見届けるために、最新のクーラーそっちのけで古臭いモデルを選びました。

クーラー選びは釣り人共通の悩みですから、私のクーラー選びの過程がこれからクーラーを買おうと思っている方の役に立てば幸いです。

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クールライン2はダイワクーラーのベストセラーモデル

クールライン2のラインナップは容量別で11L、13L、16L、20L、26Lと幅広く、グレードもスチロール、ウレタン、真空パネル入りと分かれ、さらに魚投入口ありなしを選択することができるなどバリエーション豊かで、多くの人に愛されてきました。オプション品も沢山あって、購入後のカスタムする楽しみもある素晴らしいクーラーです。

私が購入したのはウレタンの16L魚投入口なしのモデル「クールラインⅡGU1600」です。私はフィッシングギアに関しては釣りから帰ったあとの洗やすさを重視しているので、魚投入口は無しがいいですね。魚投入口付きのモデルはGUXというように型番の末尾にXが付きます。16Lモデルはコンパクトながら大抵の魚や小物を入れることができるジャストサイズなので、非常に使い勝手が良いです。

保冷力はあまり重視していないのですが、この白黒のカラーリングはウレタンモデルしかないのでGUにしました(笑)。これなら夏の車内でも大丈夫でしょう。

今はクールライン2の後継としてクールラインαがリリースされています。両開きの蓋や標準装備のふんばるマン等魅力が多いのですが、ツキノワグマのようなV字の装飾が気に入らずこちらを選びました。

新しい金型のクールラインα

 

クールライン2は2017年の春頃にダイワのホームページから姿を消していますのですでに絶版モデルです。そのためAmazonにも在庫がなく、家の近くの釣具屋にも在庫が無かったので、他の店舗から取り寄せてもらいました。結構な期間展示されていたのでしょう。新品なのにロック部分などがすでに若干黄ばんでいます(笑)。使用には問題ないのですが、パーツ単体で注文しても数百円なのでそのうち交換しようと思っています。

シマノ・フィクセルは候補外

クールライン2やクールラインαシリーズとよく比較されるシマノのスタンダードクーラーボックスであるフィクセルシリーズですが、今回は選考から外しました。理由は誇大広告です。

私はクーラーは氷の量と補充頻度が重要で、クーラーボックスそのものの保冷力はあまり気にしていません。しかし、私が以前購入した9Lのフィクセル(フィクセル・リミテッド90)は、最高峰モデルであるにもかかわらず、あることが原因となり最低限の保冷力すら維持できず、そこらの安物クーラーボックス以下でした。

原因は蓋の変形です。フィクセルは大人が座れる耐荷重設計の頑丈ホディーを謳っていたので、シマノ純正のクーラー用クッションを付けてサビキ釣りの時などに座っていました。そして蓋が変形し、ロック状態でも左右に隙間が空くようになってしまいました。フィクセルを釣りに使った回数は僅か3回ほどです。

フィクセル・リミテッド90

これではいくら真空パネルなどで保冷しようとしても無駄です。直接外気がクーラー内部に入ってくるのですから、氷がすぐに溶けてしまいます。コンパクトでありながら高い保冷力を持つクーラーで、形も可愛くて使いやすくてお気に入りだったのにガッカリでした。蓋が変形するのなら始めから大人が座れるとか書かないでいただきたいです(泣)。

さらに気になることがありまして、釣具屋などで売っている新品のフィクセル90も、すでに蓋が弱冠湾曲し左右に隙間が空いていました。あれ?もしかしたら私のクーラーも最初から湾曲していたのかもしれません。ただ、フィクセルを買ったばっかりの頃は保冷力はばっちりだったので、やはり経年劣化ということになるのでしょうか。買ってから2年ほどしか使っていなかったのですが。。。

 

根本的な問題として考えられるのは蓋に掛かるロック機構による応力です。フィクセルの9Lモデルは蓋中央の一点ロック式です。そのため常に真ん中だけを押さえつけるような力が蓋に掛かります。私はメーカーではないので蓋が変形した原因の断定はできませんが、次に買うクーラーは左右に2点ロックがあるものにしようと心に誓いました。

今回私が古臭い2点ロック機構のクールライン2を選んだのも、こういった理由が含まれています。長年採用され続けてきた、信頼と実績のギミックです。開け閉めが少し手間ですが、クーラーとしてきちんと仕事をしてくれるのですから問題はありません。

無論フィクセルはヤフオク行きとなりましたが、ダイワの小型クーラーでも同じような中央一点ロック式のクーラーが沢山あります。それらを買う時は蓋の変形をよくチェックし、「座ってはいけないのだ」という認識で使うと良いのではないでしょうか。

サイズ選びに迷った

クールライン2の16Lを買うにあたって20Lモデルとさんざん悩みまくりました。今まで使っていたクーラーは先にご紹介した9Lのシマノフィクセルと13Lほどの長細の発泡スチロールのトロ箱です。9Lは小物釣りにしか使えませんし、13Lの発泡スチロールも少し大きめの魚が釣れると2Lペットボトルの氷が入ってますからもう縦に余裕がありません。なので16L以上がいいなと思っていました。

クールライン2の20Lは16Lと外観寸法上1cm~1.5cmほどしか違わない割には、釣具屋でクーラーを目の前にすると存在感があって気軽さに欠けるので、なぜだろうと思いちょっと計算してみました。

外観寸法の差と比較すると20Lと16Lでは4リッターも容量が違うことになりますが、実際に計算してみると・・・
16L
18×36×26=16848  ÷1000=約16,85L
20L
20×37.5×27=20250 ÷1000=約20.25L

となります。

クールライン2の内立ち面は傾斜しているので正確ではありませんが、16Lモデルはほぼ17Lであることが分かります。両者の差は3.4Lです。この差だったら軽くてジャストサイズでデザイン的にもバランスがよろしい16Lサイズがベストバイだなと思いました。堤防にも磯にもボートにも丁度良い16Lにして良かったです。

使い勝手が良さそう

16Lもあるので、中々広々としています。これなら魚や氷の他に仕掛け類や飲み物食べ物も入りそうです。私は釣り中にかさ張るデカい弁当などは食べずに、専らコンビニのおにぎりを食べるので、これで十分です。

蓋やハンドルがワンタッチで分解可能

蓋の後ろにあるピンを外すと蓋が簡単に外れます。洗いやすくてこれは便利です。ちなみにこれがピンです。右がロック解除、左がロック状態です。

その他の便利機能

クーラーの下側には水抜き栓があります。

私は水抜き栓を使わないので、汚れが溜まりやすく洗い難いこの機能は必要なかったですね。ただ水抜き栓を希望する釣り人のほうが圧倒的に多いので、仕方ないところです。

ハンドルは簡単に外れます。

豊富な純正オプション品が便利

クールライン2にはダイワ純正のプルーフケースをはめ込むことができます。16Lモデルには「ダイワ プルーフケース PC-816 (S) 」という商品がジャストフィットです。

 

このプルーフケースは容量が1.8Lもあってその上深いので、釣りの小物やリールなどを入れることができます。試しにダイワの4000番台リールとシマノの3000番台リールを入れてみました。ちょっと窮屈ですが、ちゃんとプルーフケースの蓋が閉まります。

プルーフケースが入った状態でも2Lのペットボトルが下に入る余裕があります。これはいいですね。

流石に立てると飛び出ます(笑)

 

次は肩掛けストラップです。小型クーラーと違い中型クーラーになるとハンドルだけでは長距離移動できません。どうしても肩掛けストラップが必要になってきます。

クールライン2には元々ストラップ(ベルト)が付いてくるのですが、ネット情報だとクーラーの重さで切れてしまったり肩からズレることが多いらしいので、純正の肩パッド付きストラップ「ダイワ フィッシング ストラップ(A) 235 」を購入しました。合わせてクールライン2定番カスタム品である「ふんばるマン(S)」も購入しました。

ちなみに最初から付いてくるストラップはこれです。肩パッドがないので、氷や魚の入った重いクーラーを肩に書けるとズリ落ちてきます。

このようにクーラー全体を支える格好になります。大型肩パッドはよくできていて、全くズリ落ちませんし痛くありません。お値段も千円切るので、買って良かったです。ストラップを付けた状態でのハンドルは着脱どちらもOKです。

うむ、やはり16Lはいいですね。

ふんばるマンはネジ固定です。

このように本体のリブをふんばるマンの溝にハメ込みます。

ただ、ネジ径と穴径に差がありすぎるので、大型ドライバーなどで回さないと結構たいへんです。

締め加減もよく分からないので、適当に付けてみました。クーラーがふんばるようになって快適です。着地音も静かになって、このパーツは必需品だなと思いました。※今のダイワクーラーには殆ど最初から付いています。

肩掛けストラップをマグネットで側面固定

肩掛けストラップですが、釣りの最中はストラップが地面に垂れ下がることになります。ある程度は仕方ないですが、肩パッド部分などの汚れはとても気になるので、クーラー側面にネオジウム強力マグネットを付けて、肩パッド部分に金属クリップを装着。固定できるようにしました。

これならストラップが地面に触れないので、濡れた路面でも気にせずにクーラーを置けます。

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超便利な内部魚投入枠を自作

今度は魚投入枠の作成です。普通はクーラーボックスに直接魚や海水を入れると思いますが、私が重視しているのは帰宅後の洗いやすさです。消耗品の発泡スチロールトロ箱ならどうでもいいですが、部屋に置くクーラーに臭いが付くのは耐えられません。

そこでクーラー内部に装着できる魚投入枠を自作してみました。クールライン2には内側側面に2mmほどの段があり、プルーフケースなどを宙に浮かすことができる構造になっています。クールライン2を買う時にプロバイザーシリーズとも迷ったのですが、このユーティリティー高そうな段が決め手になりました。

まずはプルーフケースの横に設置できるようアクリル版を加工します。 サイズは10mmのアクリルを200×187にしました。

このアクリル枠をクールライン2にハメ込みます。

うむ、いいですね。これをどう使うかというと、こうします。

厚手の大型のビニール袋(今回は100Lの0.03mm厚)を2枚重ねて魚投入枠で固定すると、クーラーを一切汚さずに中に海水や魚を入れることができます。プルーフケースの下に空間が広がるので、意外と沢山の魚が入ります。

プルーフケースの中に氷を、底面に保冷剤を、ビニール袋の中に1Lの凍らせたペットボトルを入れれば完璧です。キンキンに冷えた海水で氷締めすることができます。

プルーフケースとビニール袋が冷気の逃げをある程度防いでくれるので、保冷力も高まります。さらに釣り終わったらビニール袋の口を丸めて、魚投入枠で固定しなおせば完全防水となります。この利便性の高さは中々無いと思います。

このようにクールライン2はあれこれ改造・工夫ができるので最高です。めちゃくちゃ気に入りました。

今度実際に使ってみて追記したいと思います。

追記 使ってきました。最高でした。

サーフトローリングでクールライン2を使ってきました。夜中に家を出て日の出とともに釣り開始、開始と同時にクーラーの中に海水を2Lほど入れ、釣り終了は10時。帰宅は17時、釣果は25~30cmのワカシ8匹でした。

6月の天気の良い中、およそ12時間の保冷時間でしたが、プルーフケースの3分の2まで入れた氷と1Lペットボトル氷で十分持ちました。特にプルーフケース内で凍らせた氷は半分近くがまだ氷のままでした。保冷力は十分です。

ワカシを8匹入れても容量的にまだまだ全然余裕がありましたが、これ以上釣っても食べきれないと判断し釣りを中断しました。恐らくこのクーラー満タンにするまで魚を釣ったら、知り合いにおすそ分けなどをしても完全にキャパオーバーですから、これ以上大きいクーラーは我が家には必要ないですね。

 

別売りで購入した肩ストラップは、海水の入った重いクールラインでも幅広いパッドのお陰で肩に食い込むこともなくズリ落ちずに運びやすくて重宝しました。

自作した魚投入枠は期待通りの働きをしてくれました。帰宅後のクーラー洗浄がすぐに終わりました。もちろん内部は無臭でした。もしオリジナル魚投入枠が欲しいという方はお問い合わせフォームからメッセージを送って下さい。その他のサイズも作成できます。

お問い合わせフォームはこちら

このクーラー、使いやすくて最高です。今のうちに消耗品を買っておいて、20年ぐらい使おうと思っています(笑)。

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