海遊びに慣れていない人でも楽しめるシュノーケルセットは?お手軽コンパクトが決め手

私はシュノーケリングが大好きです。簡単な器具だけ付ければ素潜りだけでかなりの深場まで潜っていけるので、綺麗な海などを見るとついつい潜りたくなります。
今回はそんなシュノーケリングを始めてみたいというシュノーケリング未経験者のあなたのためにオススメセットや潜るポイントなどをお伝えしたいと思います。
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シュノーケリングのススメ
シュノーケリングに使う筒のような呼吸管のことをシュノーケルと呼ぶのですが、シュノーケルはドイツ語です。英語ではスノーケルといいます。どちらでもいいのですが、ドイツ語では現在進行系のingが付くことはないのでシュノーケリングという言葉は本来おかしな言葉なのですが、日本では立派に市民権を獲得しているようなのでこのブログでは便宜上シュノーケル、シュノーケリングと呼ぶことにします。
シュノーケリングは全身で海を感じることのできるスポーツです。海を荒らすこともなく生き物達の自然な姿を観察することができるとてもナチュラルな遊びです。それに加えてダイビングなどの機材を必要とするスポーツと比較して殆どお金が掛からないという点も魅力的です。
私は水面下がよく見えない海では釣りがしたくなるのですが、海底まで透き通った美しい海では逆に釣りをしたいと思いません。これは釣りの面白さが想像力を掻き立てられるところにあることも関係しているのかもしれませんが、海の中が丸見えでは面白くないのです。
そのためどこまでも透き通った海ではシュノーケリングをしたいと思います。時には魚が殆ど居なくても、水面の光のカーテンが白く海底に降り注ぐ光景を素潜りで眺めているだけで心の底から癒されてしまいます。私は基本的に水と光の揺らめきが好きなので、熱帯魚水槽などでも光の中で揺れる水草をいつまでも眺めていることができる少々変な奴です。だからこそシュノーケリングが大好きなんですね。
首都圏でシュノーケリングを楽しめる場所は?
首都圏は湘南や東京湾をはじめあまり海が綺麗ではないのでシュノーケリングを思いっきり楽しめるポイントが少ないことが悔やまれるのですが、全く無いわけではありません。首都圏から比較的アクセスしやすいシュノーケリングポイントといえば南伊豆と伊豆諸島でしょう。
特に南伊豆は車で自走していけるお手軽ポイントでありながらトロピカルフィッシュ達と泳ぐことができるポイントが無数にありますし、ポイントどうしも近いです。東伊豆や西伊豆も捨てがたいのですが、南伊豆はやはり海の綺麗さが段違いです。私は南伊豆でシュノーケリングと釣りとバーベキューをするのが大好きなので時間に余裕があるときはずっと南伊豆にステイしていたいという気持ちになります。ビーチサイドのテラスでビールを飲んでいる時は最高に幸せを感じます。
お金と時間に余裕があるのなら伊豆諸島の伊豆七島と呼ばれている離島に行くことをおすすめします。伊豆七島のなかでも白いビーチを持つ新島、式根島、神津島などは観光スポットとしても整備されており子供でも安心して泳ぐことができるポイントが無数にあります。また、ガチ勢は噴火の傷跡癒えない三宅島のダイナミックで荒削りな海に行くようです。私は釣りでよく三宅島に行っていたのですが、釣り人と同じくらい素潜りやダイバーの人たちが居ました。離島は東海汽船で船旅を挟むので少々敷居が高いのが難点です。
シュノーケリング未経験者は何から始めたらいい?
シュノーケリングはお手軽な分ナメていると危険な目に遭います。海の中で呼吸ができるダイビングと違って水面に浮上しないと呼吸ができないので当たり前ですが素潜り中は息を止めることになります。この状態で何かアクシデントが発生した場合、対処法を知っていないと慌ててしまい溺れかけてしまう恐れがあります。
ではシュノーケリング未経験者が最初に行うと良いと思われることはシュノーケリング体験スクールに行ってみることです。私は20代になるまでシュノーケリングという経験がなかったため、宮古島に初めて行った時海の家でシュノーケルセットをレンタルしたついでに体験シュノーケリングレクチャーを受けました。一度レクチャーを受ければ覚えますから後は自由に泳ぐだけです。
シュノーケリング本などを買って自分で学んでも良いでしょう。大体島の子どもたちは誰に教わるでもなく遊びの中で自然と泳ぎを覚えていきますからね。でもあまり海に馴染みのなかった大人だとなかなか子供のような吸収力が無いので苦戦します。笑
シュノーケリング体験の内容ですが、具体的にはシュノーケリング中に危険だと感じた時にやることを教わります。空に腹を向ける格好で仰向けになり体育座りのように体を丸めることを教わります。こうすると非常時に顔が水面から浮き呼吸を確保できるため落ち着くことができるからです。
また、シュノーケルクリアと呼ばれる水抜きを教わります。これは波などによってシュノーケルの筒の中に海水が入ってきた時に、勢い良く息を吹き出して海水を筒から押し出すアクションです。これをやらないと呼吸をすることができませんからシュノーケリング中は常に一定の肺の空気の余力を残しておくことが大切です。※後述しますがシュノーケル自体にも優劣がありますのでシュノーケルクリアがやりやすいものを購入して下さい。
体験シュノーケリングなどではライフジャケットを着用します。慣れないうちはこれで良いのですが、ライフジャケットの浮力で海の中に潜ることができません。そのため私はもっぱら何も付けずに海に入ります。自分の体一つで海底から海面を見上げると魚になった気分で実に爽快ですよ。
おすすめシュノーケルセット
はじめはレンタルで済ませていたシュノーケルセットも、だんだん自分に合ったものが欲しくなってきます。シュノーケルはセット物ではなくマスクやフィンなど別々に購入することもできるのですが、まだ良くわからないうちはセット物を買うことをおすすめします。
一番メジャーはシュノーケルセットは「リーフツアラー」製のマスク シュノーケル フィン 3点セット「RP-3002」です。このセットはどこにでも売っていて店頭などでも一番良く見かけるものですが安い割に良くできています。専用のメッシュポーチに収納することができるのでパッケージングが楽ですし、シュノーケル自体もシュノーケルクリアがやりやすい形状をしています。
古いタイプのシュノーケルは筒に入った海水を抜くには筒の上部から噴射するしか方法が無かったのですが、新しいタイプノシュノーケルは口元に排気弁が装着されているので小さな力でこまめに海水を排出することができるのです。このリーフツアラーセットにはまともなシュノーケルが入っています。
カラーはブルー・ブラック・ピンク・ホワイトがあります。サイズはMとLがあります。女性や子供はM、男性はLがいいと思います。
さらにコンパクトな逸品
このセットよりももっと携帯性を優先したいのならばこちらがおすすめです。
これはツサスポーツ製の旅行用シュノーケルセットで「UP3000」というやつです。ツサスポーツとリーフツアラーは同じ会社です。上にご紹介したものよりも二回りぐらいコンパクトなメッシュポーチに入っているセットです。こちらのほうがフィンが少々短いのでコンパクトにできるのですが、専門家いわくあまり推進力は変わらないとのことで私はこちらを購入しました。
沖で船から海に入る場合と違い、陸の砂浜からシュノーケリングする場合はフィンが長いと水の抵抗を受けまともに前に歩くことができません。慣れないと転んでしまうぐらいの圧力が掛かるので、フィンが短めに設計されたこのセットなら安心です。実際使っていても機動力が高く陸上歩行も苦にならない上に水中での推進力も必要十分といえるもので大変気に入っています。
UP3000のシュノーケルも口元でシュノーケルクリアができる割りと上質なものが入っています。
マスクのカラーで悩む方も多いのですが、私は黒にしました。これは透明タイプのものだと水中で光が乱反射して見辛くなるとショップ店員から聞いたからです。効果の程は??なので、結局は気分の盛り上がるカラーを買えばいいのかなと思います。
「UP3000」はブラックとブルーとピンクがあります。小さくて車のトランク内でも場所を取らない上に専用ポーチがなかなかカッコいいので海水浴ポイントに行くときは必ず持っていく買って大満足な一品です。
あなたもぜひシュノーケリングにチャレンジしてみて下さいね。海に囲まれた日本に生まれて良かったと思えますよ。
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