ゴキブリの卵の場所と時期 数 大きさと冬越、海外の種類は?

みんなの嫌いなゴキブリ。

私もあまり好きではありません。
引越しシーズンに彼らについて色々と考える機会があり、どうしてこんなに嫌われ者なのか調べてみました。
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Contents

ゴキブリとは何者か?

彼らは実は大先輩!

あまり詳しく解説しても嫌がられると思うので簡単に。
まず、ゴキブリは人類の大先輩です。
今からおよそ約3億年前の古生代石炭紀から生息し、「生きている化石」ともいわれています。化石扱いといえばカブトガニやシーラカンスなどもそうですね。
人は、人類の起源とされるホモ属が誕生してから約200万年の歴史ですから、150倍も長い期間ゴキブリはこの地球上に暮らしていることになります。

要注意!卵の存在

卵の大きさはおよそ小豆ぐらいで、見た目も似ています。
一つの卵からだいたい15~50匹の子供が生まれるようです。
キッチンのシンク下や家具の裏、ダンボールや雑誌のすき間、観葉植物といった場所が産卵に好まれるので要注意です。
産卵時期は5月から10月です。
バルサンなどが退治に最も効果大ですが卵には効かないため、孵化する2週間後を狙って再びバルサンするのが鉄板のようですね。

また、1~2mmの黒い点を見つけたらフンである可能性が高いので掃除して清潔を保ってください。他のゴキブリたちを呼び寄せる恐れがあるようです。
ただし、細菌類を含んでいるので素手で触ることは避けましょう。

少数派のゴキブリたち

ふだん私達が嫌がるあの黒い集団はゴキブリ全種類(約4000種)のうちわずか1%にも満たない変わり者たちです。
海外にもたくさんの種類が生息しており、なかには食用にされたり!ペットにされたり!と日本では考えられないことが起きています。

人家生活型のゴキブリたちをコスモポリタン種と呼びます。
彼らはどうして森林を離れ、危険な人類の側に生活圏を移したのでしょうか?

実は寒さに弱い!彼らの健康管理は?

アフリカから来た彼らは、寒さにはてんで弱いので越冬など無理で北海道などには住めなかったのですが、人類の温かい家に生活圏を移すことでこの問題をクリアーしたのです。

こうして現在では北海道ですら見かけるようになり、長い歴史の中で生物が最適化され進化した証と言えるでしょう。
逆を言えば、人が滅亡したらコスモポリタン種である彼らも一緒に滅亡してしまうかもしれませんね。

なんとゴキブリは体内に微生物を飼っており、それらから生み出される栄養素によって普通なら餓死してしまうような過酷な環境でも生き延びることができるのです。
人間が地球を制圧できたのも、ひとえに「雑食性」であったことが挙げられますが、ゴキブリはそれを遥かに上回ります。

また、新しい環境にもすぐに適応し昔から人類とイタチごっこを繰り広げてきました。性転換もしますし、すさまじい生命力ですね。
最近ではこのスーパーっぷりを題材にした漫画なども大人気です。

「テラフォーマーズ」

・・・こんなのいたら恐ろしいです。
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どうしてこんなに嫌われるのか?

とにかく気持ち悪い!

ゴキブリがこの世で一番大嫌いなうちの奥さんに聞いてみました。
「動き、音、見た目が嫌。素早くて、飛んで、テカっていて、触覚がピクピクと動いて・・・キモすぎる!嫌!」と申しております。
たしかにいわれてみれば嫌われる要素盛りだくさんですね。
もう、DNAレベルで人間に嫌われているとしか思えません。笑
私は、細菌や病原菌を運んでくるという点で危険視はしていますが、そんな菌達と共存できる彼らを凄いなとも思います。

ゴキブリ=迷惑!

この図式は永遠に続きそうです。

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