ホンダ・モンキーは必ず新型を出すと思う3つの理由。モンキーファンの熱い期待がプロダクトを作る

モンキーカムバーック!!

1967年に生まれ、50年もの間作り続けられてきたホンダのファンバイクの王様、モンキーが2017年8月末で生産終了というニュースが流れて、バイクファン達の間で様々な憶測が飛び交いました。

私の意見としては、ホンダはモンキーを作り続けるべき。そう思います。なぜならモンキーは日本のバイク乗りにとっても、ホンダにとっても、宝だと思うからです。

そんなモンキーですが、愛されながらも生産終了するのには訳があります。それが時代の流れです。それはつまり新型が出るということですね。

一バイクファンとして、新型モンキーにあれこれ思いを馳せてみました。

表紙出展:http://www.returnofthecaferacers.com

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モンキーを知らないバイク乗りはいない。50年の歴史を持つスーパーベストセラー

今更語るまでもないですが、モンキーは最初、遊園地のアトラクション用の乗り物としてホンダが遊び心前回で作ったものです。どうです?バイクとしてこの異端児っぷり。それがあれよあれよと市販化され、気付けば国民的アイドル的ロングセラーバイクとなりました。

恐らく日本で初めてのファンバイクというカテゴリーを生み出したモンキー。それはホンダの開発者魂が無ければ到底成し得なかった、とんでもないプロダクトです。モンキーに乗る姿は、ぱっと見、サーカスの自転車乗りしている熊さんのようでもあります。

そんなモンキーの生産終了を惜しむ声があがるのも無理はない話です。生産終了の主な理由は排ガス規制でしょう。50ccの限界近くまでモンキーはよく粘りました。でも設計自体が古く、いつかは刷新しないといけない運命にありました。それでも、私も元モンキー乗りでしたから、やはり寂しいという気持ちが先行してしまいました。

 

でも大丈夫です。ホンダという企業の歴史を考えれば、モンキーを消してしまうのはちょっと考えられません。その理由を述べます。

モンキーコンセプトは新型として市販化間違いなしだろうと思う3つの理由

出展:https://pantip.com/topic/34944208

上の写真は2016年にタイ・バンコクで開催されたモーターショーでの一枚です。そこにはモンキーコンセプトなるバイクが展示されていました。

恐らくこのバイクが時期新型モンキーでしょうね。他にも似たカテゴリーとして、グロム125をベースにしたグロム50スクランブラーというバイクが展示されていましたが、こちらは125ccフレームが使われているので、少し大柄です。

ホンダ【グロム50スクランブラーコンセプトワン】125cc期待の星!ツーリングに最適か?

さて、この新型モンキーですが、間違いなく市販化されると個人的に思っています。その理由は以下です。

ホンダはファンを大切にする企業である

ホンダはファンを大切にするメーカーです。その中でもとりわけ、熱狂的なファンたちの熱い期待に答えてくれるメーカーです。ホンダはモンキーの他にも、モンキーバハ、モンキーR、モンキーRT、ゴリラ、ダックス、ロードフォックス、エイプ、CT50、JAZZ、EZ-9、NS-1、NSR50、R&P、Solo、モトラ、モトコンポなどなど…さまざまな面白バイクを50ccで多数展開してきた「理解あるメーカー」です。

常に時代を先読みし、私達バイク好きの好奇心を煽りまくってきたのがホンダという会社です。およそ実用性など思いっきり度外視した、とにかく面白そうというワクワク感だけをエネルギーにして生まれたファンバイク達。これらのバイク達は、ホンダが「ファンバイクを通して世の中を面白くする」という使命を体現するためにやってきた企業努力の一部です。

そんな筋金入りの少年企業ですから、ファンバイクの王とも言えるモンキーを絶版にしてしまうわけがありません。どんなに二輪が売れなくても、どんなに経営が苦しくても、それをやったらおしまいよ。というポジションにいるのがホンダというメーカーです。どこまでも攻めの姿勢を崩さずに、今後も2輪界の王者として君臨し続けるでしょう。

モンキーは世界の宝

モンキーを愛しているのは日本人だけではありません。実は世界の遊び心をもった大人たちから愛されているという事実をご存知でしょうか。

ホンダというメーカーは2輪では世界一の販売台数を誇るマンモス企業です。誰もが知っているホンダスーパーカブは、さまざまな派生モデルを生み出しながら全世界の生産台数は累計1億台を超え、名実ともに世界一の2輪車となっています。そんな伝説的なバイクを未だに作り続けているのがホンダというメーカーです。

クロスカブツーリングで幸せになろう!125ccクラスで大人気

そんなホンダの作るファンバイクに興味を持たない方がバイク乗りとしておかしいです。実際モンキーは世界のバイク乗りから羨ましがられ、ネットオークションなどを通じてなんとか手に入れた人たちが思い思いにカスタムして大事にしているのです。

 

昔、香港に旅行に行った時、街角でモンキーを見かけました。おしゃれなカフェの前に飾られた黒ベースのチェックカラーシートのモンキーはとても綺麗に手入れされていて、お店の雰囲気ともマッチしてました。恐らくオーナーの所有物でしょう。海を超えた世界で、日本のモンキーへの愛を感じた瞬間でした。

このように世界の人が羨むモンキーですから、ホンダが新型モンキーを作らないわけがありません。もはやモンキーというネーミングにブランド価値が生まれているのですから、その宝石の輝きを自ら捨ててしまうほどホンダは野暮ではないでしょう。

ただ、次のモデルは世界に向けたモデルとなる可能性があります。それには多少ボディーが大型化することも考えられますが、安全性などを考えるとある程度は仕方のないことかもしれません。それでも初代の最大の売りだった、みんながびっくりするほど小さい車体に詰まった夢を壊さないで欲しいなとも思います。

ホンダの遊び心は燃え尽きない

全世界の乗り物を作るメーカーを見渡した時に、およそホンダほど遊び心を持った企業は無いのではないでしょうか。私はこれほど企業体として、そこで働く技術者達がワクワクしながらプロダクトを生み出し続けている集団を他に知りません。ホンダは正式名称「本田技研工業」といいます。つまり技術ありきのメーカーです。世の中をあっといわせる、未来を連想させるような技術を常に開発し続けているメーカーです。

そんなメーカーですから、究極のファンバイクを目指して作られたモンキーというバイクを終わらせてしまうはずがありません。きっと何らかの形で復活させると思います。ホンダはモンキーに関しては、ファンのために関連部品を一生涯作り続けると宣言しています。ここにこのメーカーのモンキーへの情熱を感じることができますよね。この火を消してしまったら、ホンダはホンダではなくなる…そんな思いがひしひしと伝わってきます。

ホンダはカブという質実剛健の塊を持ちながら、モンキーというワクワクの少年の心をも併せ持った本当に貴重な団体です。本田宗一郎氏の熱い思いを背負った次世代の技術者達が、どんな新しい世界を魅せてくれるのか?私達消費者側も、それに大いに注目すべきです。乾いた日常を捨て、刺激で潤った若々しい毎日を送るためにも、こういった面白プロダクトを作れる企業には常に関心を向けると良いと思います。

思い出は一生モノ。バイク乗りとして一度はモンキーに乗ってみよう

出展:http://www.honda.co.jp/news/1988/2880128m.html

私がモンキーに乗っていたのは大学生の時です。当時バイトで働いていた時に、興味本位で友人から安く譲ってもらったものでした。ゴリラも捨てがたかったのですが、バイクをお店で買えるほどのお金を持ってない若造でしたので。

 

そのモンキーは1988年製のワインレッドで、キャブの調子が悪くガソリンダダ漏れで、スピードが30kmほどしかでないポンコツバイクでした。でも私にとって初めての原チャでしたから、それはそれは嬉しくて、毎晩走り回ってました。

当時はバイク整備もよく分からなくて適当でしたから、普通の一般道を走るのさえ危険でしたが、私にとってモンキーに乗っている時は大冒険。小さな車体から体験できる世界は、正に非日常の世界でした。ただでさえ非力なモンキーが調子を崩しているのですから車の流れに付いていくのが精一杯。恐怖が限界に達するとすぐに路地に入って、これまた知らない道を走りまくりました。

時にはポンコツモンキーで丘の上の公園に続く長い階段の横の細いコンクリートスロープを駆け上ったりもしました。ポンコツですからマフラーもサビサビで、多分直管に近い爆音だったと思います。今思ったら近所迷惑以外の何者でもないのですが、非力なモンキー+人力手押しの力で階段を登りきった後に見た景色は、達成感に満たされた一生忘れることのできない良い思い出となっています。

 

ある日、自分のモンキーがいかに非力だったのか思い知る出来事がありました。それは当時のバイク仲間に、ほぼ新品に近いドノーマルモンキーに乗らせてもらった時です。私はそのモンキーのあまりの速さに驚きました。そりゃ僅か50ccモンキーですから絶対的に速いわけないです。そこらの俊足スクーターの方がよっぽど速いでしょう。でもポンコツモンキーに乗り慣れていた私にとって、一気に50kmオーバーまで加速する本来のモンキーの馬力とトルクはとても新鮮に感じるほど力強く、とても羨ましかった記憶があります。もうこれで十分じゃないかと思いました。

その友人は元暴走族でしたから、バイク仲間が沢山いて、彼の家の周りには常にたくさんのバイクというか旧車が置いてありました。ある時その中で浮いていた自分でも乗れそうな面白そうな50ccバイク(レーサーレプリカ)にノリで勝手に乗らせてもらい、あろうことか思い切りコケてカウルを傷だらけにして、ボコされると友人と二人で震え上がりながら後日持ち主に買取交渉をしたら、笑いながら格安で譲ってくれたという出来事もありました。「お前良い根性してんなー、特別に安く譲ってやんよ」と言われたあの夜、買い取ったバイクで高揚感の中走った夜の湘南の国道も、今となっては生涯忘れられない青春の1ページです。

そうそう、コケた理由はカーブでフロントブレーキを強く握ったのが原因です。そりゃフロントがとっちらかって見事にコケますわ。その頃はライダーとして信じられないような凡ミスをするほど、運転技術はまだまだ未熟でした。(※今でもあまり上達していないかな?)

 

新しいバイクを買い取ったその後、金欠によりポンコツモンキーを友人の友人という今のSNSのような紹介で個人売買することになったのですが、待ち合わせ場所に現れた相手は白金ジャージ姿でスクーターに3ケツしてくるような小ヤンキー達でした。こいつらに売って大丈夫かなと心配になりましたが、金がないので売るしかありません。知識も経験もないまま、モンキーを彼らに渡しました。

その数ヶ月後、区役所から電話が掛かってきました。「オタクのバイクの軽自動車税未払いの件ですが…」…はッ!?と思いましたが、そりゃ小ヤンキー達です。ろくに名義変更もしないことぐらい予想しておくべきでした。役人に無理を言って、その場で名義変更手続きをしてもらい、その年分の税金は私が負担しました。これも今となっては良い思い出です。バイクも車も、個人売買するときは相手を選ぶか代行屋にお願いするべきでしょうね。

その後、彼ら小ヤンキー達は毎晩川辺を爆音で乗り回していたので、私のところに噂話が入ってくるほど地域のちょっとした有名人になってました(笑)。

 

正直モンキーはずっと手元に置いておきたかったです。だからまたいつかまたモンキーに乗りたいです。その時は新しくなったモンキーで気ままに日本一周にでも出かけようかな。いやいやそんなことしなくても、近所を回るだけでも十分に楽しいはず。だって、それがモンキーの魅力だから。

未来もよく見えてなかったけど、なぜかいつもワクワクしていた学生時代に共に過ごした、私にとって思い出深いバイク、それが、ホンダ・モンキーという小さなバイクです。

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