NHKあさイチ!で放送された奈良公園の名物・鹿せんべいに見る自然史

あさイチ!で奈良公園の名物である鹿せんべいの歴史について取り上げられました。
奈良公園は長い歴史を持つ、寺やと文化施設、そして木々や芝生など周囲の自然と上手に調和した公園で、桜や紅葉の名所としても知られ、通年家族連れやカップルで賑わっています。
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都市公園としての奈良公園の始まりは?
奈良といえば奈良公園。1880年(明治13年)に官有地であった興福寺境内を公園としたのが始まりです。その時の面積は14ヘクタールほどでした。
その後幾重にもわたる拡張工事によって東大寺境内、春日野、若草山などの山間部が編入され、現在では502ヘクタールとなりました。
奈良公園と一言で言っても都市公園法で定める、平坦部の公園の総称で、
登大路園地、浅茅ヶ原園地、荒池園地、浮雲園地、春日野園地、茶山園地、東塔跡園地、猿沢池園地、みとりい池園地と数々の園地を含むのが「県立都市公園奈良公園」です。
奈良公園の名物・鹿せんべいとは?
奈良公と言えば、名物・鹿せんべいですね。
ここに生息しているシカたちは立派に国の天然記念物に指定されている野生動物という扱いです。
観光のマスコット的存在なので、てっきり飼われているのかと思いきや、飼育されている動物ではないんですね。
しかし、古くから奈良公園の鹿は手厚い保護を受け、事故も含め、殺めたりしてしまうと厳しい刑罰を受けたようです。
ただし、戦中戦後は食料確保のために人間によって狩られ、鹿の生息数は一気に2桁まで激減しました。その後にできた愛護団体の保護活動によって再び生息数を増やして現在に至ります。
そもそもこの「鹿せんべい」は愛護団体の活動財源という位置づけであり、鹿の調査、保護に当てられています。
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都市公園、奈良公園の自然について
広大な公園内にはさまざまな自然があります。
植物、哺乳類、鳥類、両性類、爬虫類など、さまざまな生き物たちが生息しています。
鹿を始め、サルやキツネ、タヌキ、ムササビや野ウサギ、アナグマ、イノシシ、テン、イタチなど、まるで動物園です。
ぜひ休日に家族と公園内を散策して、その自然を発見してみて下さい。
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